太輔くんの妄想爆走日記

雑誌撮影編 03 藤 ページ3

やってきました〜〜〜〜
楽しい、たのしい
ご褒美タイム〜〜〜〜〜〜





スタジオ入りをして
まずは、ストレッチ〜〜〜〜
必要ないのは、わかってる〜〜〜〜
でも、何かしてないと落ち着かない。





何度、やっても北山との撮影は
緊張しちゃうんだもん〜〜〜〜〜〜





でっ、今日の内容は何かな？
着替えた衣装は普通〜〜





「本日のテーマは、北山さんが藤ヶ谷さんの部屋に泊まりに、でお願いします。始めは、ソファーで寛ぐ2人。その後にパジャマに着替えてもらって、ベッドで2人で寝るみたいなシチュエーションになります〜〜。」




なんて事だ〜〜〜〜
お泊まり〜〜&ベッド〜〜〜〜〜〜〜
何てハレンチなシチュエーション〜〜〜〜〜





でも、望んでたやつ〜〜〜〜〜〜
読書のフリをして2人にして欲しいシチュの
意見を何度、送ろうと思った事か。





このシチュエーションは、





そんな撮影があると語り継がれてる
あのっ、噂の、地図にも乗ってないって言う
伝説の理想卿ではありませんか。






長い事、ひた隠しに孤独な旅を
続けて来て良かった〜〜〜
これぞまさに、サンクチュアリィ〜〜〜〜





生きているうちに遭遇出来るなんて
あぁぁぁ〜〜〜〜
俺、この世に生を授かって良かった。





お父さん、お母さん
ハレンチな夜を過ごしてくれてありがとう。
俺は、今日も生きてます。





トコトコ





北山が俺の方に来た。
どうした、どうした？




K「藤ヶ谷、お泊まりだって。実際に行ったらどんな感じなんだろうな。」




なんて、言ってきた。
うん、うん。
来たいの？うちに来たいの？




それは、お誘い？ねぇ、ねぇそうなの？
俺をどうしたいんだよ〜〜〜〜
もう〜〜〜〜来なさい、来なさい〜〜〜〜
って来ちゃえよ〜〜〜〜。





F「実際のお泊まりなら、楽屋に居る時と変わらないだろな。」




ってそんなわけねぇ〜〜〜〜
絶対無理〜〜〜〜
玄関に一歩でも踏み入れたなら





もう〜〜〜〜〜〜
2度と帰れないようにしちゃう自信ある〜〜





って妄想を爆走させながらも
嬉しさのあまりに、
緩みそうになるお顔の筋肉達を元に戻す。





お顔の筋肉達よ〜〜〜〜
何時もの定位置につきなさい〜〜〜
はいっ、散りなさい〜〜〜〜




そして、何時も通りの何でもない顔を貫き
ごくごく、ありふれた返事を返す。





本日の撮影は、ご褒美中のご褒美。
いつか、くるやもしれないその時の為に
ちょっと攻めちゃうか？



ちょっとだぞ〜〜〜〜俺。

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