忘れるという選択肢−2nd−【衣更真緒】

53択 ページ9

真緒「ごめん、遅れた！！」



そう言って舞台袖に走っていく真緒。

繋いだ手を離さないまま



スバル「あ！おっそいぞサリー！……あれ？」

真「っ！！？」




初めに大きくてを降って真緒に気づいた明星くんと振り向いただけだけどもあからさまに驚きを隠せていない遊木くん。あとただただ何も言わずに固まっている氷鷹くん

え、氷鷹くん大丈夫？



まぁ、それは驚くよね。つい昨日までこの話に触れるなバカヤロウという空気を醸し出しまくっていたのだから

帰ってきたら急に手繋いで仲良くしてるんだよ？


これある一種のホラーじゃん


まぁ私が言えることじゃないんだけどね！！張本人だから！！←





スバル「……っおめでと！！！！」


ずっとポケーッと私たちを眺めていた明星くんが私と真緒の間に思いっきりダイブしてくる

もう一度いいますダイブしてきました


え、まって倒れる←




真緒「よっ…と。スーバールーお前なぁ、Aまで倒れるだろ〜？」

スバル「サリーが受け止めてくれるって信じてたから☆」



そーゆう問題じゃなくてなぁ〜と空いた片方ので頭をかいている。おいおい君たち可愛いかよ。あ、これあれじゃない？なんか丁度明星くんと真緒にサンドウィッチされてる感じだから｢私のために争わないで！！｣っ的な少女漫画で有名なあのセリフが言えるのでは！！？




まぁ、言わないけどね？



いやいや、いったらただのやばい人じゃん
え？今更遅い？知ってる☆

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