推しに会える、マジで？3【あんスタ】

87day ページ2

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「スッー……………好きいいーーーー!!!」

「………何やってんだありゃ」



よし。と満足気な笑顔を浮かべて真緒くんに持ってもらっていた荷物を受け取る。

有言実行とはまさにこれの事だよね。ちゃんと到着してから直ぐに海に叫んできた。ホテルが海の真ん前だから結構近かったし。

真緒くんに｢何してたんだ？｣って聞かれたけど有言実行！って答えたら分かってない顔された。大丈夫。それが通常の反応！むしろ分かってたら真緒くん私と意思共有しちゃってる事になるしね。

私の思考を除くのは真緒くんにはまだ早いよ…。

ふっと笑ってみせれば何故かデコピンを食らった。なぜ…。


「お〜流石夢ノ咲学院。いいホテル取ってるな〜」

「あ、Aちゃん。同室だからよろしくね」

「そ、それはつまり夜の……ごめん何でもない」


流石に純粋無垢なあんずちゃんにそんな事はできない、心改めよう。うん。


遅れてやってきた私と真緒くんに気づいたあんずちゃんが鍵を見せながら私にそういう。

あ、そういえば、あの地獄絵図みたいなガーデンテラスでの話し合いの後、あんずちゃんなりに頑張って接してくれてなんと私をちゃん付けで呼ぶ程の仲になりました。さんからの昇格!!あんずちゃんとイチャコラ出来るのも時間の問題だ。



「あんず、大丈夫？」


とあんずちゃんの後ろからスバルくんがひょっこりと現れる。女の子2人で危なくない？って事かな。


「安心してスバルくん！あんずちゃんは私が責任もって守るから！」

「Aに襲われたら直ぐに呼ぶんだよ??」

「え、ちょっとまってそっちの心配なの??ねぇ??」

「お前ならやりかねないからな〜」

「く、……否定はできない」


でもそっちの心配かよｯ！安心しろよ！今回はレオくんの水着と生足とえっちい腰とおへそと可愛い膝小僧と胸板を堪能するために来てるからあんずちゃんは襲わないよｯｯ!!たぶん!!

スバルくんからの真緒くんのやりかねないという追い打ちで悲しくなった。くそう、2人とも私の扱い方をわかってきたな。どうしてくれるんだこの気持ちを。絶対水着着た時腰とか胸板とかちらちら垣間見得る太ももとかガン見してやるからな!!


心のメモ帳に両面を使って大きく書き込んでおく。覚悟しとけ。



………やめて真くんそんな顔で見ないで!!私は決して女の子を安易に襲うような変態ではありません!!

…でも男の子の肉体美は隅々まで観察します!!それに関して自重はしません!!!

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