紫体調不良小説 (ページ10)

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解熱剤ってすげえな。

1時間後、目覚めるて体温を測ると、36.5度ばっちり平熱程度に戻っていた。

無理矢理下げたっていうこともあって、体は大分重いけど、39度越えよりかは何倍もマシだ。

本当は解熱剤にはできるだけ頼りたくはないんだけどね。

でも、こればっかしは仕方がない。

保険としてもう一錠解毒剤を持って、1日持ってくれと願いながら家を出た。

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1、2、3、4、リーダーのカウントに合わせながら、正確にはリーダーの振付を自分たちでカウントに起こしながら、合わせていく。

今回はリーダー振り付けの曲が三曲もある。やっぱこの人天才だよな。

そんなことも思いながら、必死に頭に叩き込んでいく。

ただでさえ、演出が遅れているのに、ダンスまで遅れちゃったらもうやばいから。

何が何でも今日中に覚えないと。

今回のアルバムはゴリゴリに踊る曲が多い

パッと横をみると相葉くんと翔くんがわからないわからないと叫びながら練習してた。

あの2人覚えるの遅いからな。

何でそんなに松潤覚えんの早いのなんて聞かれたから、

やる気が違うんだよとでも返してやったよ笑

やる気はあるよってすぐ反論されたけど。

しかし、俺は内心安心していた。

何がって、まだきちんと返事を返せていることに。

振り入れが始まって早2時間。

俺は微かに身体の異変を感じていた。

そして、全体の振り入れが終わった時、それは決定的なものになっていた。