【呪術廻戦】虎杖くんと、したいこと。 (ページ6)

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「ねえ虎杖くん。」

「あれ、任務帰り？」

「うん。今帰ってきた」

任務から帰って来てすぐに虎杖くんの所へ直行。
いつも通り椅子に座って目線を合わせてくれる虎杖くんの優しさにキュンとしつつ話を始める。

「今日超強い呪霊倒してきた。」

「マジ？どんなのだった？」

「うーん、気持ち悪かった」

「それ、多分みんなそうじゃね？」

ケラケラと笑って呪霊の話をする虎杖くん。
…そういうことじゃなくて。

「ねえ、褒めて？」

「え？」

「頭ポンポンして欲しいの」

そう言うと目をパチパチさせる虎杖くん。私の彼氏って、何でこんなに可愛いんだろう。ついつい惚気けてしまうことを許して欲しいくらいに世界一可愛い。

一気に顔を真っ赤にさせて、手で口元を隠して「いや…ハードル高くない？」と一言。

「そうかな？前はお姫様抱っむぐ」

「ちょ、それ言わないって約束したじゃん！」

慌てた虎杖くんが私の口を手で抑えると、人差し指を口の前に立てて「静かに」のポーズを取った。
そんな隠すことでも無いのに。私はいつでも何処でも自慢したいけどな。

「もご、んぐ、」

「あ、ゴメン」

「褒めて」

「ええ…」

周りに誰か居ないか用心深く確認して、ポンポン、頭を撫でてくれる。

こんな幸せなことがあって良いのだろうか。まだまだ初心で、何かある度に顔を真っ赤にさせる彼がとても愛おしい。
私はそのまま強引にでも、顔を持ち上げてキスして欲しいのに。

「虎杖くんにもしてあげよっか？」
「っいや！…いや、……お願いします」
「ふふ、何だか犬みたいだね」

虎杖くんと、したいこと - 頭ポンポン