1話 by.ベレッタ ページ1
光の差さない暗い路地裏
立ち込めるゴミの臭い
私達は、数年前からここにいる
靴を履いていない足はボロボロで
手入れをしていない爪は血が滲んでいる
それでも、盗ったパンを食べ、泥水を啜り、生きている
arm
それが私達の呼び名だった
「ほら!みんな起きてー!起きなさーい!」
肩を揺するとまだ眠そうに目を擦る弟たち
「早く起きない子には朝食無しだよ!」
朝食、というワードに反応して直ぐ様飛び起きる彼らに呆れながらも先ほど奪ってきたパンを与える
「おねえちゃん、ありがとう!」
曇のない笑顔をリリィから向けられ、心が温まる
どうか、いつまでもその笑顔が続きますように
そんな思いを胸に、私は彼らが食べ終わるのを見つめていた
────
リリィちゃんお借りしました!
キャラ違ったら全然直してもらって大丈夫です!
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珠雨(プロフ) - 終わりました。夜遅くにすみませんm(_ _)m (2015年9月22日 1時) (レス) id: 078e786632 (このIDを非表示/違反報告)
珠雨(プロフ) - 編集します (2015年9月22日 1時) (レス) id: 078e786632 (このIDを非表示/違反報告)
まんり(プロフ) - 終わりました! (2015年9月21日 21時) (レス) id: 86b4ce5e2e (このIDを非表示/違反報告)
まんり(プロフ) - 編集してきます (2015年9月21日 21時) (レス) id: 86b4ce5e2e (このIDを非表示/違反報告)
まんり(プロフ) - 花柳@IN率低下さん» いないと思いますよ! (2015年9月21日 15時) (レス) id: 86b4ce5e2e (このIDを非表示/違反報告)
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