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JU「なに、余計なこと言ってんの?」
そう私の耳元で囁くジュノさんの声は今までで1番低くドスの効いた声だった
JU「なぁ、ふざけてんの?」
『っめて、触らないでっ!気持ち悪いっ、』
私の言葉に動きを止めるジュノさん
JU「お前、今自分が何言ってるかわかってる?」
その瞬間ジュノさんの大きな右腕が振り下ろされた
『痛いよっ、いつも気持ち悪いよ、っ、その声も手も、全部気持ち悪いっ!』
初めて叫んだ私にオンマも驚いているのがわかる
JU「てめぇ、いい加減にっ!」
また振り上げられた腕にぎゅっと目をつぶった
あれ、?
しばらくしても痛みを感じなくて恐る恐る目を開く
TH「その汚い手で触んなよ」
JU「誰だっ、、っ、!」
テヒョンイオッパによって床に倒されたジュノさんがオッパを見た瞬間目を丸くしている
オッパを見れば鬼のような形相で見下ろしていた
哀れみ、呆れ、そんな冷めた目をしていた
ジュノさんの顔はみるみる青白くなっていく
オッパの形相に怖がっているのか、殺人犯が目の前にいることに怖がっているのか
どちらにしろジュノさんの顔は強張っていた
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作者名:ぷよ | 作成日時:2021年10月8日 1時