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1冊目 ページ3

『リンタロウ〜!任務ない?』
鴎外「芥川君と樋口君のところについて行ってくれたまえ」
『d(ゝω・´○)』
in倉庫
一葉「すみません、はめさせてもらいました」
?「え?!」
『ねぇ、龍君…あれが人虎?』
龍之介「あぁ、僕はもう行くから。時が来たら来てくれ」
『分かった』
神様がもしもこの世にいるならば〜♪
『もしもし?』
?【やぁ、久しぶりだね】
『はぁ?!太宰?!何で私の連絡先知って…!!』
治【上司なめないでね?】
『元じゃないですか!』
治【で、君達の目的はなんだい?】
『さぁ?私は人虎くんの捕獲しか聞いてませんよー!』(棒読み)
治【とてつもなく棒読みだね?!ところで私と】
『心中はしません、ご自身のお体を大切に』
治【そうかい…】
『何だったんだ?』
?「はーい、そこまで」
『?!…はぁ、行くか』
スタッ
『さっきぶりですね?太宰』
治「だね。さて…なぜ敦君を狙うんだい?」
龍之介「人虎には闇市で七十億の金がかけられている」
治「それはそれは、景気がいいねぇ」
『……さっさと帰れば?また龍君なりお兄ちゃんなりが行くでしょ?』
治「君は来ないのかい?」
『行くんじゃない?私、今中原幹部補佐なの』
治「へぇ、蛞蝓には気を付けなよ」
『兄妹だしお兄ちゃんは蛞蝓じゃないし』
一葉「あの…」
『どうしたの?いっちゃん』
一葉「後ろ…」
『へ?』
ガッ!
バタッ
龍之介「Aっ!!クソっ…誰だ」
治「乱歩さんだよ。まさか動いてくれるとは思わなかったけどね」
乱歩「太宰、敦君達とこの子連れ帰っとくね」
治「はい…じゃあね」
龍之介「はい、人虎は必ずポートマフィアが手に入れます」
治「面白い、探偵社と戦争でも起こす気かい?」
一葉「お前!なんだその口の聞き方は!ポートマフィアならたった零細探偵社如き簡単に潰せるのだぞ!」
治「知ってるよ」
龍之介「然り、この方は誰よりもその事を心得ている。元マフィアの太宰さん」
治「じゃあね」

in探偵社
『う…ん?』
乱歩「あ、起きた?」
『…ここは?探偵社?』
乱歩「そう。探偵社の応接間」
『(かなりきつく縛られてる…)にしても、用心過ぎない?首から上以外全部動けないようにするなんて』
乱歩「君は幹部補佐、それなりに実力はあるだろう?ならばこれぐらいは当たり前だよ」
『(´Д`)ハァ…』
ガチャっ
治「ただいま戻りました〜!変わってください」
乱歩「分かった」
ガチャっ
治「さて、話そうか」

ー続くー

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作者名:空石 雫月 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年1月5日 11時

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