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モモ視点
カ「え?やっぱりマリーに払わせる?それとも
マヤ君からお金を出してもらう?」
カノさんは爽やかな笑みで聞いてきた。
モ「うっ……い、いや…私が払います……」
カ「だってさ!よかったねマリー」
キ「一件落着だな」
最初から自分で払おうとは思っていたが、
なんだか罠にはめられた気分になってしまった……
マ「あの……ホ、ホントにいいんですか…?」
マリーちゃんが不安そうな表情で見つめてくる。
モ「あ!う、うん!全然大丈夫だよ!」
私が払うことが肯定したとき、
『お風呂上りました』
リビングの扉が開くとともにマヤ君が姿を見せた。その姿は少し火照っていて髪はすでに乾かしてヘヤピンをしていないからおろされたままだった……可愛いな///
カ「あぁーー///マヤ君やっときた〜♪
寂しかったよぉ」
カノさんが一目散にマヤ君に抱きついた。
『お風呂入っていただけでしょうに(苦笑』
マ「カノ!!マヤから離れてよ!」
マリーちゃんはさっきの不安そうな表情は逆に
怒った表情を見せ、カノさんとマヤ君を引き離そうとした。
キ「そうだぞ。お前が触れるとマヤが汚れるだろ」
真顔で団長さんはカノさんに毒舌をはいた。
モ「ハハッ、マヤ君はみんなから愛されているね〜」
『えっ、そうなんですか?』
全-マヤ((((鈍感だ……))))
まさか自覚していなかったとは……
ちょっと呆れてしまった……
『そういえば携帯のことはどうなったんですか?』
マヤ君はカノさんから解放されたのか、ソファに座り私に尋ねてきた。
モ「えっ……あ、ああ。私が自分で払うことに
なったけど……」
『あれ?てっきりマリ姉さんに弁償させるのかと思っていましたけど……』
カ「いやぁ〜僕らもそうさせようと思ったんだけどマリーの月収が少ないからキサラギちゃん
が自分で払うって言ったんだ」
モ「そ、そんなこと言ってないじゃないですか!あ、ああ、マリーちゃん泣かないで〜」
マリーちゃんはまた泣き出しそうになってしまった。
『……カノさん、マリ姉さんを泣かせないで下さい。別に月収くらい少なくていいじゃないですか』
マヤ君がマリーちゃんの頭を撫でながらカノさんを軽く睨むと、マリーちゃんは嬉しそうな顔をしてマヤ君に抱きついた。
カ「マヤ君が言うならやめるけど……ていうかマリーずるいよ!」
「僕も!」っと言ってカノさんも再度マヤ君に抱きついた。
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トリュフ - 面白いです!!これからも頑張ってくださいっ! (2018年10月26日 12時) (レス) id: bed3358c42 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - 最近この作品を、見たのですが、とても面白くてビックリしました。これからも頑張って下さい (2016年5月5日 13時) (レス) id: 6cee49a922 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - デルオスさん» ありがとうございます!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年4月25日 16時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
デルオス - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月25日 16時) (レス) id: 4238519239 (このIDを非表示/違反報告)
鈴猫(プロフ) - おーえんしてマスー (2015年4月25日 14時) (レス) id: 612ff67cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:46猫 | 作成日時:2015年1月10日 0時