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【番外編】※オリジナル ページ33

※この番外編は2ー22と繋がっていますので
先にそちらを見て下さい。

マヤ視点

結局テロにあったせいでヘヤピンが買えませんでした……

僕は前髪が長いから無いと視界が見えにくい。
かといって切るほど長くもない。中途半端な長さだ。

『とにかくもう一度お風呂に入りましょうか。
疲れをとりたいですし……』

洗面所へ向かい、身につけている衣服をかごへ入れ込む。
上半身に何も着ていない状態になったとき、鏡を見てあることに気づいた。

『……あれ?首筋が赤い……』

首筋あたりに赤い痣(?)みたいなものがあった。

けど突ついても違和感はなく、腫れ物ではないようだ。

『今日なにか首筋に触れましたかね……』

しばらく考え込むがそれらしき答えが浮かばず、お風呂に入りながら考えようと思い、お風呂場の戸を開けた。

中には溜まったばかりなのか湯気がもわもわと
出ていて霧のようだった。

数回体にお湯をかけ、ゆっくりと浸かる。

『それらしきこと……それらしきこと……』

目を瞑りながら今日の出来事を少しずつ少しずつ振り返るが、なかなか答えに追いつかない。

『うーん……あっ』

そういえば、カノさんを支えたとき、首筋に顔を埋められたような……?

『ひょっとして……カノさんが?』

カ「僕がどうしたの?」

『いえ、首筋の痣らしきものをつけたのが……
って、えっ!?』

カノさんの声が聞こえた気がし、目を開けると……目の前でカノさんも浴槽に浸かっていた……

『うわああああああああっっっっ!!!!』

カ「うわっ、ちょっとー顔にかかったんだけどーー」

『いいいつのまに入ってきたんですかっ!?
さっきまでいませんでしたよねっ!?』

カ「僕はいつでも気配を消してマヤ君のそばにいるよ☆(`ω´ )d((ドヤッ」←

うわ、こいつうぜぇ←黒マヤ到来ww

『……とにかくっ、出ていって下さい。一緒に入る必要はないでしょ?』

カ「えーでもマヤ君、その首筋についている痕のこと気になるでしょー?」

『ま、まあ、そうですが……別にお風呂で話すことではないでしょう?』

そう言うとカノさんは首を横に振り、顔を近づけてきた。

カ「いやいや、大勢の場ではあんまり話せない話なんだよ?これは。ま、僕は見せつけてもいいんだけど……」

?ますます意味がわかりません……
ともかくこの痕はカノさんが付けたことに間違いはなさそうですね。

【番外編】続き→←3ー3



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トリュフ - 面白いです!!これからも頑張ってくださいっ! (2018年10月26日 12時) (レス) id: bed3358c42 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - 最近この作品を、見たのですが、とても面白くてビックリしました。これからも頑張って下さい (2016年5月5日 13時) (レス) id: 6cee49a922 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - デルオスさん» ありがとうございます!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年4月25日 16時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
デルオス - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月25日 16時) (レス) id: 4238519239 (このIDを非表示/違反報告)
鈴猫(プロフ) - おーえんしてマスー (2015年4月25日 14時) (レス) id: 612ff67cab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:46猫 | 作成日時:2015年1月10日 0時

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