2ー4 ページ4
モモ視点
モ「えっ…?マヤ君も働いているんですか?」
キ「ああ。あいつは駅近くの服屋で働いているんだ。結構収入もいいから色々助かっている」
……悪いけどマリーちゃんとは比べものにならない気がする………
カ「マヤ君は主に裏で服を作ってるらしいよ〜身長が低いから接客すると子供と間違えられるらしいんだってwwww」
キ「お前も歳と男のわりには低いがな」←
カ「本人目の前にしてよく言えるよね。逆に
尊敬するよ(黒笑」←
あれ、なんか空気がピリピリしているような?
モ「えぇっと……ちなみにマヤ君の月の収入はいくらなんですか?」
キ「……多いときで月一万円だ」
モ「いっ、一万円!?」
マリーちゃんとの差がありすぎる!!
私の反応を見てマリーちゃんは焦り出していった。
マ「いっ、いくらマヤの収入が高いからって私も一生懸命やってるもん!」
がんばって反論するがカノさんが被せてきた。
カ「普通ならもっと稼げると思うよ。ね?
キサラギちゃん?」
モ「えぇ!?私!?」
マリーちゃんからは「助けて」といわんばかりの眼差しが送られてくる。
しかし、月収500円とお父さんの月収一万円の差はフォローのしようがなかった。
モ「えぇ〜っと、……いや!こ、こういうのは人それぞれのペースがあるんです、きっと!
マヤ君はきっと難しい仕事をこなしているから月収が高いんです!だからマリーちゃんのも
立派なお仕事、です………よ!」
キ「……月収ワンコインでもか?」
モ「ワ、ワンコインでもです!」
カ「ワンコインと札の差でも?」
モ「………(頷く」
さすがに500円と一万円の差には声がでない……札は札でも千円ならまだ言い返せたのに……
ちらりとマリーちゃんの顔を見ると、非常に
満足げな表情でこちらを見ていた。
内心複雑だがとりあえずホッとする。
しかしマリーちゃんの将来は確かに不安だ。
カ「ふぅ……まぁ、そこまで言うなら、キサラギちゃんに携帯代は負担してもらうってことで
しょうがないかな?」
カノさんが団長さんに確認する。
団長さんはそれに無言で頷いた。
カ「じゃあそういうことで!いやぁよかったねマリー、キサラギちゃんが全部出してくれるって!」
モ「えぇっ!?あれ、なんか……えぇ!?」
態度の急変ぶりに、思い切り戸惑ってしまった。
48人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
トリュフ - 面白いです!!これからも頑張ってくださいっ! (2018年10月26日 12時) (レス) id: bed3358c42 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - 最近この作品を、見たのですが、とても面白くてビックリしました。これからも頑張って下さい (2016年5月5日 13時) (レス) id: 6cee49a922 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - デルオスさん» ありがとうございます!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年4月25日 16時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
デルオス - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月25日 16時) (レス) id: 4238519239 (このIDを非表示/違反報告)
鈴猫(プロフ) - おーえんしてマスー (2015年4月25日 14時) (レス) id: 612ff67cab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:46猫 | 作成日時:2015年1月10日 0時