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2ー23 ページ28

よし!あとは逃げれば……あれ、なにか忘れているような……?

『あっ!モモさんのお兄さんがっ!』

全-マヤ「「「あっ」」」

……やっぱり皆さんも忘れていましたか。

キ「おいカノ!キサラギの兄貴さんを担げっ!」

カ「えぇー!?イヤだy((キ「担がないなら、一ヶ月マヤに抱きつくの禁止なっ!」やるよ!!むしろ担ぎたい気分ですっ!!」←

『なんですかっ!?その罰は!?』

モ「……カノさんキモいです」

マ「……マヤに近づかないでね?^言^」

カ「Σ(゚д゚lll)ガーン」

カノさんは泣きながらモモさんのお兄さんの元へ走り去りさり、泣き顔で肩に乗せた。

……まるで青春ドラマのワンシーンみたいですね(苦笑








なんとかカノさんも合流でき、階段へ向かっているとモモさんがお兄さんの携帯であろう物を取り出した。

モ「エネちゃん!いるかな?」

すると携帯が震え、青色のツインテールに同じ色のジャージを着ている女性が現れた。

エ「あっ!!その声は妹さんですねっ!ご主人はどうなりました?タヒにました?」

活発な感じなのに怖いことを叫びますね……

モ「ん〜(^^;; タヒんではいないけど屍状態かな〜〜 詳しいことは後で!!」

エ「わかりました〜〜……んっ?」

ちらりとエネさん(?)は僕へ視線を移し、じぃ〜〜っと僕を見つめ、プルプルと震え出した。

『えっ、えぇっと……僕になにかついてます?』

エ「………て」

て?

エ「天使さんじゃないですかぁぁぁぁ!!」

全-エ「「「はぁっ!?」」」

僕等が呆然とする中、エネさん(?)は携帯の中でピョンピョンと飛び跳ね、とても嬉しそうだった。

キ「……と、とにかくもう出るぞ!」

数秒たつとキドさんが沈黙を破り、僕等は前を向いてまた走り出した。



モモ視点

私は兄のスマホを握りながら走っているとエネちゃんが声をかけてきた。

エ「妹さん妹さん!」

モ「な、なに?エネちゃん……私、今あんまり喋れない……」

エ「天使さんの名前を教えてください」

私の発言は無視……?
ていうか天使さんってマヤ君のことだよね?

モ「ああ、マヤ君だよ……メデューサのハーフなんだって……」

エ「ほうほう……だから白髪なんですね…」

するとエネちゃんは妖しい笑みを浮かべた。

モ「エ、エネちゃん…?」

エ「天使さんは……受けですね」←

モ「オイ(−_−;)」←

2ー24→←2ー22



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トリュフ - 面白いです!!これからも頑張ってくださいっ! (2018年10月26日 12時) (レス) id: bed3358c42 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - 最近この作品を、見たのですが、とても面白くてビックリしました。これからも頑張って下さい (2016年5月5日 13時) (レス) id: 6cee49a922 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - デルオスさん» ありがとうございます!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年4月25日 16時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
デルオス - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月25日 16時) (レス) id: 4238519239 (このIDを非表示/違反報告)
鈴猫(プロフ) - おーえんしてマスー (2015年4月25日 14時) (レス) id: 612ff67cab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:46猫 | 作成日時:2015年1月10日 0時

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