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モモさんのお兄さんは「勘弁して下さい」など「出来心だったんです〜」とうわごとを呟いていた。
かっこよくきめていたのにもったいないですね……
警察官がバタバタと駆け回る中、キドさんもこちらへ近寄ってきた。
カ「にしてもよく思いついたよね。マリーの目に全員の目線を注目させるとか」
モモさんは照れくさそうにえへへと頬をかいた。
キ「そうだな……ところで、キサラギの兄は
ちゃんとマヤに謝罪したのか?」
カ「うん、一応はね。でも……マヤ君にきれたんだよ………許せねぇ(黒笑」←
カ、カノさんのキャラが………!!
モ「……心配して損したよ、バカ兄!!」
キ「こいつはきょうが命日だな。墓でも作ろうか」←
『みんなして変なこと言わないで下さいよ!!
……それより、マリ姉さんはどこにいるんですか?さっきから見当たらな………』
キョロキョロと周りを見渡すと、マリ姉さんが
電気アンマを持って一人の警察から質問攻めにあっていた……
キ/モ「「うわああああああっ!!」」
キドさんとモモさんは悲鳴を上げる。
『こ、これは早くどうにかしないとまずいですね……』
カ「wwwwwさっき叩いた電気アンマ!でもなんでwwwww」
キ「なんでマヤは冷静でいれるんだ!あとお前は黙ってろ!!」
お、怒られてしまいました……カノさんはキドさんに殴られ倒られた……痛そう。
焦っている間にもマリ姉さんの周りには続々と警察官が集まるばかり。泣き出しそうなマリ姉さんは必死に何かを訴えていた。
モ「だ、団長さん……マリーちゃん、こっち指差してません……?」
いや……明らかに僕を差していますよ。
キ「お、おいばかよせ……」
『け、警察官がこっちきますよっ!!……カノさん!早く立って下さい!』
カノさんに声をかけるが体を丸め、立つ気は
無いようだった。
カ「痛い……キドに……みぞおち……殴られた……」
キ「おま……早く立て!ってあああ……」
キドさんが怯えた声を出した瞬間、近づいてきた警察官の一人がカノさんにつまづき尻もちをついた。
まずい……能力が解除された!!
キ「に………逃げるぞ!!」
『っ……カノさん、僕の肩に手をまわして下さい!』
僕はカノさんの返事も聞かず、自分の肩に無理矢理カノさんの手をまわし、走り出した。
カ「へっ//!?ちょ、マヤ君!僕は大丈夫だから///!」
『さっき痛いと言って倒れていた人なんて信用できません!いいから僕に体重をかけて下さい!』
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トリュフ - 面白いです!!これからも頑張ってくださいっ! (2018年10月26日 12時) (レス) id: bed3358c42 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - 最近この作品を、見たのですが、とても面白くてビックリしました。これからも頑張って下さい (2016年5月5日 13時) (レス) id: 6cee49a922 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - デルオスさん» ありがとうございます!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年4月25日 16時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
デルオス - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月25日 16時) (レス) id: 4238519239 (このIDを非表示/違反報告)
鈴猫(プロフ) - おーえんしてマスー (2015年4月25日 14時) (レス) id: 612ff67cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:46猫 | 作成日時:2015年1月10日 0時