【番外編】※続き ページ20
鹿野視点
翌日
女子１「鹿野君！一緒におしゃべりしよ？」
女子２「ダメよ！鹿野君は私としゃべるんだから！」
今日も女子に囲まれる日々。いやぁ〜僕ってモテるなー。まぁ！僕に惚れない女子なんていないけどね。
『あの、すみません。教室の扉の前で集まるのはやめてもらえませんか？ほかの生徒達が通れなくなってしまいます』
声が聞こえてふりかえると…そこには綺麗な白い短髪と透き通るような水色の目を持つ美少年がいた……
ドクンッ
カ「あっ…／／ご、ごめんね。次から気をつけるよ……／／／」
『わかればいいんです。では』
彼はにこりと微笑み、この場を去っていった。
……なんだろう、彼を見た瞬間……胸が苦しくなった。顔も火が出るんじゃないかというくらい熱い……
女子１「今のって生徒会長の魔夜君だよね！
可愛い〜／／／」
女子２「うん！容姿・勉強・運動、なにもかもが完璧な上優しい！男女の憧れだよねぇ〜／／／」
へぇ〜魔夜君っていうんだ……男子なのにすごく可愛かった。
女子１「でっ、鹿野君！！これから……」
女子２「ちょっと！だから……」
僕は女子達の会話を耳にもいれず、ただ魔夜君の歩いていった方向を見つめていた……
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昼休み
魔夜視点
僕が教室で資料の整理をしていると誰かが近づいてきた。……副会長さんかな？
カ「魔夜君……だよね？」
しかし、僕の答えは外れた。目の前にきたのは
たくさんの女子からモテる、通称ナルシスト(？)の鹿野さんがいた。
『なにかようですか？』
すると鹿野さんはどこからか薔薇を出し、こちらに差し出してきた。
カ「これはお近づきの印にあげるよ。でね、僕が君に話しかけた理由は…………今度の日曜日デートしない？」
『…………はっ？』
自分でもわけがわからなくてまぬけな声を出してしまった。
僕は咳払いをして、少し冷静になった。
『いや……なにを言っているんですか。大体デートというのは男女でやるものでしょ？僕等は
男同士です。お断りします』
カ「ああ、パーフェクトな僕が怖いんだね？
大丈夫！女子達も歓迎してくれているよ」
ちらりと女子を見渡すと、みんな目を輝かせながらこちらを見ていた………
『………女子が賛成してくれていても僕は嫌です。あと教室に薔薇を持ってこないで下さい』
僕はそれを言い残し、教室を出て生徒会室へ向かった。
カ「………僕は諦めないよ？」
後ろからそんな声が聞こえた気がした……
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トリュフ - 面白いです！！これからも頑張ってくださいっ！ (2018年10月26日 12時) (
レス) id: bed3358c42 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - 最近この作品を、見たのですが、とても面白くてビックリしました。これからも頑張って下さい (2016年5月5日 13時) (レス) id: 6cee49a922 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - デルオスさん» ありがとうございます！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2015年4月25日 16時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
デルオス - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月25日 16時) (レス) id: 4238519239 (このIDを非表示/違反報告)
鈴猫(プロフ) - おーえんしてﾏｽー (2015年4月25日 14時) (レス) id: 612ff67cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：４６猫 | 作成日時：2015年1月10日 0時
