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モモ視点
カ「どうする?一旦離れる?」
キ「お前はマヤとキサラギの兄貴を連れて来い。そしてマヤにぶつかった件について謝罪させろ」←
カ「うん、一時間謝罪しろって言うよ」←
『やめてくださいねっ!?』
二人ともマヤ君のことになると話が合うな〜
大体は変態な会話か物騒な会話だけど…←
マ「えぇ……マヤ、行っちゃうの?」
マリーちゃんが行かないでといわんばかりの目でマヤを見る。
『マリ姉さん、無事に帰ってきますから。
いい子でいれたらローズティーを作ってあげますよ』
頭を撫でながら言うとマリーちゃんは目を輝かせた。
マ「うんっ!私、いい子でいるから!」
マヤは微笑み団長さんに視線を向けた。
『キドさん、お二人をお願いします』
キ「任せろ。気をつけてな」
カノさんとマヤ君はフードを被り直し、兄が歩いていったほうの通路へと消えた。
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マヤ視点
モモさんのお兄さんのところへ移動している最中、カノさんが話しかけてきた。
カ「そういえばマヤ君、さっきマリーがすごい笑顔になってたけど……何言ったの?」
『ああ、ローズティーを作ってあげますって
言ったんですよ。マリ姉さんの好物なんです』
カ「へぇ〜薔薇のお茶か。いいなぁ〜……
僕にも作ってくれない?」
カノさんは首をかしげながらあざとく言った。
でも僕は素直に可愛いなと思い、了知した。
それからカノさんはモモさんのお兄さんのところへつくまでずっと鼻歌を歌っていました……
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シンタロー視点
……今日のオレはとことん不幸だ……
エネにキーボードを壊されるわ、デパートに
着くとテロリストのハイジャックにまきこまれ人質にされるわ……
シ「オレ……どんだけついてないんだよ」
テロリストに気づかれないように小声でボソッとつぶやいた。
テロ1「……おい!」
シ「っ!?(気づかれた!?)」
バッとそいつらに視線を向けると
テロ1「お前……俺の頭殴っただろ!!」
テロ2「ぐはぁっ!」
……仲間同士で殴りあっていた。
シ「なっ…なんだいきなり…?」
?1「くくっ……」
『カノさん、笑ってはダメです。気づかれてしまいます……』
小声でつぶやいたオレの左後ろに座っていた男とそれを注意する声が聞こえた。
シ「え……?」
驚いて後ろを向いてみると…オレより少し年下っぽい猫目の少年と
ずっと会いたいと思っていた白髪の女の子がいた…
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トリュフ - 面白いです!!これからも頑張ってくださいっ! (2018年10月26日 12時) (レス) id: bed3358c42 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - 最近この作品を、見たのですが、とても面白くてビックリしました。これからも頑張って下さい (2016年5月5日 13時) (レス) id: 6cee49a922 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - デルオスさん» ありがとうございます!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年4月25日 16時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
デルオス - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月25日 16時) (レス) id: 4238519239 (このIDを非表示/違反報告)
鈴猫(プロフ) - おーえんしてマスー (2015年4月25日 14時) (レス) id: 612ff67cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:46猫 | 作成日時:2015年1月10日 0時