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モモ視点
するとマリーちゃんはマヤ君の背中から降りてカノさんへ駆け寄った。
『えっ……マリ姉さん!?』
マヤ君はいきなり降りられたことに驚いていた。
マ「……私だって体力くらいあるもん…一人で歩けるもん!」
頬を膨らませカノさんを睨み、またマヤのそばへ戻っていった。
『ど、どうしたんですか?いきなり降りて…』
マ「………なんでもないよ。おんぶはもういいから……手、繋いでいい?」
『!……もちろんいいですよ(微笑む』
マ「///……ありがと」
ギュッ
モ「………なんだか和みますね。あの二人」
カ「うん。癒されるね……」
キ「ああ……本当にな」
しばらく私達はマリーちゃんとマヤ君の二人を見て目を癒しました。
数分後
二人に先頭を歩かせるのは危険だと思ったのか、団長さんが先頭を歩きはじめた。
………まさに団長ですね。
私は最後尾に自然にカノさんと並んで歩くことになった。
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横断歩道を渡ったところに、ようやく目的地のデパートが見えはじめた。
やはりいつ見ても巨大だな………
『とても大きな建物ですね……まるでゲームの世界に出てきそうですね』
カ「あぁ〜わかる!なんかRPGとかに出てきそうだよね!」
マ「……あーるぴーじーってなに?」
『物語を進めていくゲームですよ。勇者とか魔法使いになって戦うものもあります』
マ「へぇ……!楽しそう…!」
カ「楽しいよ!僕はドラ○エとかが好きかな」
………どうしよう、話についていけない…
私は先頭を歩いている団長さんの元へ駆け寄った。
キ「ん?どうした」
モ「いや……みなさんがゲームの話で盛り上がっていて周りの人とぶつかりそうだなぁ〜っと思って…………」
すると団長は私がしてほしいことに察してくれたのかため息をついた。
キ「はぁ〜まったく……おい、お前ら!」
全/モ・キ『「「はい/なに?」」』
団長さんの声に反応し、三人は話すのをやめた。
キ「話に盛り上がるのはいいが、周りに警戒しろ。ぶつかるとばれてしまうからな」
カ/マ「「ハーイ、お母さん!」」←
キ「誰もお前らの母親になった覚えなんかないわ!あとカノタヒね!」
カ「なんで僕だけなのっ!?」
アハハ……賑やかだな…
そう思いながらまた歩きはじめると
前方に嫌なものが見えた……
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トリュフ - 面白いです!!これからも頑張ってくださいっ! (2018年10月26日 12時) (レス) id: bed3358c42 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - 最近この作品を、見たのですが、とても面白くてビックリしました。これからも頑張って下さい (2016年5月5日 13時) (レス) id: 6cee49a922 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - デルオスさん» ありがとうございます!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年4月25日 16時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
デルオス - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月25日 16時) (レス) id: 4238519239 (このIDを非表示/違反報告)
鈴猫(プロフ) - おーえんしてマスー (2015年4月25日 14時) (レス) id: 612ff67cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:46猫 | 作成日時:2015年1月10日 0時