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モモ視点
モ「わああ！！ちょ、ちょっと団長さん！！」
キ「しょうがないだろ。事実こいつに支払能力はないんだ。いつも欲しいものがあれマヤに
ねだってるんだぞ」
カ「ホント、お姉ちゃんなのに弟に甘え過ぎだよね〜」
団長さんとカノさんは呆れ顏で言い放った。
確かにマヤ君は甘えたくなるな……いやいや！今はそれどころじゃない。
モ「そ、それにしたってですね……マ、マリーちゃん、ホント気にしなくても大丈夫だから、ね？泣かないで〜」
慰めの言葉をかけるも、うつむいたまま涙を流し続ける。
マ「うぅ……マヤ(泣」
ああ、こんなときマヤ君が慰めたらマリーちゃんは泣きやんでくれるんだろうな……
カ「でも実際問題さ、外と連絡取れないのはまずいんじゃないかなぁ。キサラギちゃんには
とりあえずある程度の報告はしておいてもらわないとじゃない？」
カノさんは相変わらずの笑顔で問いかける。
モ「う〜ん……まぁそれはそうなんですよね〜……」
確かにこのままじゃまずい。ほっておけば、
ニュースなどで『アイドルが突然の失踪！？』なんて取り上げられるかもしれない……
そう考えると背筋がゾクリと震えた。
カ「マネージャーさんの携帯はともかくさ、
自宅の電話番号くらい憶えてるでしょ？」
モ「そ、それが……」
カ「え……？まさかキサラギちゃん…憶えてないの…？」
ギクリと肩が動く……なんだか今朝から自分の
頭の悪さに罪悪感を感じてしまう………
カ「あ〜あ、こうなると警察が動き出して、
ここにキサラギちゃんがいるってばれちゃうかもしれないね〜……」
わ、私のせいでみなさんに迷惑が……
キ「ここに警察がきたら俺たちは全員、
誘拐犯として逮捕か……せめて携帯がなぁ…」
団長さんがため息をつきながらマリーちゃんを見る。
マリーちゃんは視線に気付いたのかさらに大量の涙を流し始めた。
状況はかなり深刻だと思うのだが、なぜだかこの二人は(マリーちゃんいじめを)楽しんでいるようだ。
するとカノさんはハッと怪しい笑みを浮かべた。
カ「じゃあマリーが日払いの労働をして、
ちゃっちゃと機種変更代を稼げばいいんだ！」
手をポンと打ちながらそう言った。
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トリュフ - 面白いです！！これからも頑張ってくださいっ！ (2018年10月26日 12時) (
レス) id: bed3358c42 (このIDを非表示/違反報告)
イチカ - 最近この作品を、見たのですが、とても面白くてビックリしました。これからも頑張って下さい (2016年5月5日 13時) (レス) id: 6cee49a922 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - デルオスさん» ありがとうございます！頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2015年4月25日 16時) (レス) id: 90628d5693 (このIDを非表示/違反報告)
デルオス - 続き楽しみにしてます(^^) (2015年4月25日 16時) (レス) id: 4238519239 (このIDを非表示/違反報告)
鈴猫(プロフ) - おーえんしてﾏｽー (2015年4月25日 14時) (レス) id: 612ff67cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：４６猫 | 作成日時：2015年1月10日 0時
