【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ49)

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○小話3○所属して初日の出来事ページ49

A達が剣咬の虎に入って初日の夜のこと。
仕事を終えたユキノが戻ってきたところであった。

ﾕｷﾉ「ただいま戻りました」

ﾚｸﾀｰ「あ、ユキノさんおかえりなさい！」

ﾌﾛｯｼｭ「おかえりー！」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「おー、おかえり」

丁度スティング、ローグ、レクター、フロッシュが雑談をしているところだった。
ふとユキノはスティングの機嫌が良いことに気付く。

ﾕｷﾉ「…本日は何かあったのですか？」

ﾚｸﾀｰ「ギルドに新たに実力のある方が入ったんですよ、Aさんという方です！」

ﾌﾛｯｼｭ「フィリアとローリィも入ったんだよ～」

実力のある、と聞いてユキノは興味を示す。

剣咬の虎には大勢の実力者が存在する。その中でもより実力のあるスティングの機嫌が良くなるほどだ、相当な実力者なのだろうとユキノは考える。

ﾕｷﾉ「A…様、はどのようなお方なのでしょうか？」

ﾐﾈﾙﾊﾞ「Aはスティングとも互角に戦い、そして旅する歌人(トラベルシンガー)の異名を持つ者だ」

Aの話題が耳に入ったためか、ミネルバがやってくる。

ユキノは驚く。7年前から行方不明だった人物が突然剣咬の虎に入ったというのだ、驚きを隠せずにはいられない。

ｽﾃｨﾝｸﾞ「魔物を倒す時の技の勢いが凄かったし…けど普段の様子は可愛らしい女の子って感じなんだよな」

ﾚｸﾀｰ「そう言えばスティング君、Aさんをガン見してましたもんね」

ﾐﾈﾙﾊﾞ「…スティング、Aに変な事をするのではないぞ」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「お嬢、顔が怖い」

ここでユキノは、ミネルバはAを気に入っているのだと察知した。

ｽﾃｨﾝｸﾞ「よし、明日依頼でも誘うか。ローグも行くぞ！」

ﾛｰｸﾞ「…わかった」

ﾐﾈﾙﾊﾞ「滅竜魔導士3人での依頼か…ふっ、直ぐに終わりそうだな」

ﾚｸﾀｰ「皆さん強いですからね、ハイ！」

ﾌﾛｯｼｭ「フローもそー思う！」

明日の準備などがある為、それぞれ部屋に戻って行った。
ユキノも続いて自室に戻ろうと足を運ぶ。

ﾕｷﾉ(明日、A様とお話が出来るでしょうか…)

翌日になって初めてユキノはAと対面することになる。

Aの素直な考え方や行動、可愛らしい笑顔という魅力を目の当たりにし、皆が関心を持つことに納得すると同時に…1つの心配を抱いた。

ﾕｷﾉ「…鈍感なところが心配です」