【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ46)

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★８８★キドとカノの魔法ページ46

ﾅﾂ「入るギルドを探してるなら、俺達のギルドに入らねぇか？」

貴「ナツさん達は何ていうギルドに入ってるんですか？」

ﾅﾂ「妖精の尻尾(フェアリーテイル)だ、賑やかでいいぞ！」

ﾙｰｼｨ「賑やかというか、煩いが合ってるかも…」

　ルーシィさんがふぅ、と溜息をつきながらそう言う。何かしら苦労してそうだけど…賑やかな人が沢山集まっているギルドなんだね。

ｷﾄﾞ「誘ってくれるのは嬉しいが、そう簡単に入れるものなのか？」

ｸﾞﾚｲ「それなりに実力は見ることになるだろうが…じいさんに話せばまぁ大丈夫だろ」

ﾊｯﾋﾟｰ「ねぇねぇ、2人はどんな魔法を使うの？」

　ハッピーの問いに私も興味を持つ。キドとカノの魔法ってどんな魔法なんだろう…

ｷﾄﾞ「俺の魔法は『空間のアーク』という魔法で、空間を自由自在に作れるんだ。まぁ自由と言えど限度はあるけどな」

ｶﾉ「僕は『人格魔法』だよ。変装とかによく使えるんだよね！」

ﾙｰｼｨ「聞いたことのない魔法ね…」

ﾅﾂ「面白れぇな！更に賑やかになるんじゃねぇか？」

　キドが「あれ、まさか入る前提なのか？」って言いたそうな表情をして、カノに関しては面白そうな予感がするとでも言うようにニコニコしている。
　ギルドに入ること自体は私もお勧めしたいな。

貴「入っちゃいなよ。同じギルドじゃなくても、メールで連絡出来るし」

ｷﾄﾞ「…そうだな、カノもそれでいいか？」

ｶﾉ「いいよ。妖精の尻尾ってギルド、面白そうだし！」

ﾅﾂ「それじゃあ一緒に来いよ、良かったらAも来るか？」

貴「そうですね…じゃあ少しの間だけお邪魔します！」

ﾌｨﾘｱ「あまり遅い時間まではダメよ？」

貴「わかってるよ！」

　こうして私たちは妖精の尻尾のギルドへと足を運ぶことになった。
　結構な距離を歩くらしいけど、話題が尽きないメンバーであるためかしばらく話を続けながら向かっていくことに。

貴「エネとシンタロー、コノハとクロハ、そして今日キドとカノに再開できるなんて…順調すぎて逆に怖い」

ｶﾉ「へぇ、結構集まってきてるじゃん！」

ｷﾄﾞ「一斉に集まれた方が楽なんだけどな…まぁこればかりは仕方がないか」