【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ37)

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☆７９☆羨ましいページ37

貴「とは言ったものの、今まで買い物してなかったから何を買えばいいかわからない」

ﾛｰﾘｨ「あー…Aってギルドに入る前ってずっと野宿だったし」

ﾌｨﾘｱ「お金は手に入れても全額寄付だったもんね」

　2人の眼差しが何とも言えなくてもどかしい。
　別にいいじゃないか寄付しても！困ってる人に使ってもらえれば私はそれで良いって思ってやったことなんだからね！！

　そう心の中で叫んでいると、スティング君が私を見つけて此方に向かってきた。もちろんレクターもテクテクとついてくる。

ｽﾃｨﾝｸﾞ「Aー、朝からどうかしたのか？」

貴「あ、スティング君！実は……」

　ピロリンッ

　話してる途中でケータイの音が鳴った。誰からのメールだろうか。

ﾚｸﾀｰ「それってこの前言ってたケータイってやつですね」

貴「そうだよ、誰から…あ、コノハだ」

　コノハが言っていた通りちゃんとメールをくれたことに安心する。

ｽﾃｨﾝｸﾞ「…コノハって誰だ？」

ﾌｨﾘｱ「エネ達と同様のAの仲間よ！」

ﾛｰﾘｨ「はッ…！Aって男の知り合い多い！！」

ﾚｸﾀｰ「何言ってるんですかローリィさん！？」

　ちなみにメールの内容はこの通り。

『ギルドに入れたよ(*^_^*)

【写真】

たまには遊びに来てね(´▽｀)』

　添付されている写真にはコノハとクロハはもちろん、後ろにマスターらしき人がいた。
　ジェニーさんの言っていた昔はかっこよかったという言葉を思い出したけど、直ぐに考えるのを止めた。まぁ気にしたらおしまいという事だ。

　…それよりもコノハが顔文字を使うことに驚いてる。

貴「あっちはあっちでうまくいってるみたいだね」

ﾚｸﾀｰ「あれ…この2人、Aさんと同じネックレスしてませんか？」

ﾌｨﾘｱ「Aが2人に依頼のお礼でプレゼントしたのよ、もちろん私達にもあるわよ！」

貴「あの時は本当に助かったからさ…」

　盛り上がっていると、スティング君が険しい表情をしだした。

ｽﾃｨﾝｸﾞ「…相当仲が良いんだな」

ﾚｸﾀｰ「スティング君、凄い表情してますよ」

ﾌｨﾘｱ「羨ましいんでしょ？Aと、お揃いなんだものね！！」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「おい、フィリアのノリが段々エネってやつに似てきてねぇか？」

ﾛｰﾘｨ「一緒に過ごす時間が増えたからかな…？」