検索窓
今日:23 hit、昨日:1 hit、合計:63,041 hit

☆77☆泣き疲れ ページ35

目を覚ますといつの間にか部屋にいた。もう朝になっていて明るい日差しが眩しい。

 ゆっくりと身体を起こして周りを確認すると、既に起きていたフィリアとローリィは私が目覚めた事に気付いた。



フィリア「おはよう!昨日のこと…覚えてる?」

貴「昨日…?あれ、私っていつの間に部屋に戻ったんだっけ」

ローリィ「ローグ君がAを部屋まで運んできたんだよ」


 そうだ、ローグ君と一緒に外に出たんだ。
 …色々思い出してきたぞ、話してる途中で泣き出したんだ私。凄く優しく接してくれたから安心して…そこからの記憶がない。

 するとケータイが振動し、画面にエネの姿が現れた。



エネ「おはようございます、今日も来ましたよAさん!」

貴「あ、おはようエネ。昨日は折角来てくれたのにあまり話せなくてごめんね」

エネ「気にしないでください、Aさんの状況が状況でしたし…それに相当疲れが溜まってたようで立ったまま寝てしまうなんて…

 よっぽど安心したんですね、抱きしめられてましたし」

貴「…え」


エネがニヤリと笑みを浮かべながらそう告げる。
そしてフィリアとローリィが続いて昨日のことを説明した。




フィリア「ケータイをポケットに入れた状態で外に出たでしょ、だからエネから大体の説明を聞いてるわ!」


――――
――


ローグ『…失礼するぞ』

フィリア『あら、どうしたのローグく……!?』

ローリィ『!!?』



Aが部屋を出てから数十分後、フィリアとローリィは部屋に置いていたお菓子を食べてAの帰りを待っていた。そんな中訪問してきたローグの状態を見て2人は固まる。

Aをお姫様抱っこした状態で入ってきたためである。



フィリア『ちょ、どうしたの!?』

ローグ『Aは寝てるだけだ、相当疲れが溜まってたんだろうな』


そう言いながらAを優しくベッドに寝かせる。
Aの目元は少し赤く腫れており、涙が流れた後が薄っすらと残っていた。


ローグ『このまま休ませておいてくれ』

ローリィ『う、うん…』



Aの頭を一撫でして立ち上がり、ローグは部屋を出て行った。
一部始終を見たフィリアとローリィはしばらく扉を見つめて固まっていた。


フィリア『…待って、外で何があったのよ』

エネ『あ、あ〜、聞こえますか〜?』

ローリィ『エネの声だ!』



ポケットからケータイを取り出し、2人はエネから外での状況を聞くことが出来たのであった。

★78★何処のギルド→←★76★慰め


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

ラッキー魔法

氷の滅竜魔法


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
設定タグ:カゲプロ , FAIRYTAIL , 剣咬の虎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

光鶴(プロフ) - サトリさん» ありがとうございます^^ (2014年6月22日 11時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
サトリ - はじめまして!この作品みてて楽しいです! (2014年6月21日 20時) (レス) id: d9d88de9d8 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 深海少女さん» はい!更新頑張ります^^ (2014年6月10日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
深海少女 - 更新頑張って下さい! (2014年6月9日 23時) (レス) id: a6f69421c1 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 崘さん» ありがとうございます!!更新頑張っていきます! (2014年6月8日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:光鶴 | 作成日時:2014年5月30日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。