☆77☆泣き疲れ ページ35
目を覚ますといつの間にか部屋にいた。もう朝になっていて明るい日差しが眩しい。
ゆっくりと身体を起こして周りを確認すると、既に起きていたフィリアとローリィは私が目覚めた事に気付いた。
フィリア「おはよう!昨日のこと…覚えてる?」
貴「昨日…?あれ、私っていつの間に部屋に戻ったんだっけ」
ローリィ「ローグ君がAを部屋まで運んできたんだよ」
そうだ、ローグ君と一緒に外に出たんだ。
…色々思い出してきたぞ、話してる途中で泣き出したんだ私。凄く優しく接してくれたから安心して…そこからの記憶がない。
するとケータイが振動し、画面にエネの姿が現れた。
エネ「おはようございます、今日も来ましたよAさん!」
貴「あ、おはようエネ。昨日は折角来てくれたのにあまり話せなくてごめんね」
エネ「気にしないでください、Aさんの状況が状況でしたし…それに相当疲れが溜まってたようで立ったまま寝てしまうなんて…
よっぽど安心したんですね、抱きしめられてましたし」
貴「…え」
エネがニヤリと笑みを浮かべながらそう告げる。
そしてフィリアとローリィが続いて昨日のことを説明した。
フィリア「ケータイをポケットに入れた状態で外に出たでしょ、だからエネから大体の説明を聞いてるわ!」
――――
――
ローグ『…失礼するぞ』
フィリア『あら、どうしたのローグく……!?』
ローリィ『!!?』
Aが部屋を出てから数十分後、フィリアとローリィは部屋に置いていたお菓子を食べてAの帰りを待っていた。そんな中訪問してきたローグの状態を見て2人は固まる。
Aをお姫様抱っこした状態で入ってきたためである。
フィリア『ちょ、どうしたの!?』
ローグ『Aは寝てるだけだ、相当疲れが溜まってたんだろうな』
そう言いながらAを優しくベッドに寝かせる。
Aの目元は少し赤く腫れており、涙が流れた後が薄っすらと残っていた。
ローグ『このまま休ませておいてくれ』
ローリィ『う、うん…』
Aの頭を一撫でして立ち上がり、ローグは部屋を出て行った。
一部始終を見たフィリアとローリィはしばらく扉を見つめて固まっていた。
フィリア『…待って、外で何があったのよ』
エネ『あ、あ〜、聞こえますか〜?』
ローリィ『エネの声だ!』
ポケットからケータイを取り出し、2人はエネから外での状況を聞くことが出来たのであった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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光鶴(プロフ) - サトリさん» ありがとうございます^^ (2014年6月22日 11時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
サトリ - はじめまして!この作品みてて楽しいです! (2014年6月21日 20時) (レス) id: d9d88de9d8 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 深海少女さん» はい!更新頑張ります^^ (2014年6月10日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
深海少女 - 更新頑張って下さい! (2014年6月9日 23時) (レス) id: a6f69421c1 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 崘さん» ありがとうございます!!更新頑張っていきます! (2014年6月8日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年5月30日 16時