☆75☆泣くなら泣けばいい ページ33
フィリア「Aにそんなことがあったなんて…」
ローリィ「…頑張ってきたんだね」
やっぱり過去の事を話すと暗い感じになってしまう。何とかして暗い雰囲気を変えたいところ。
貴「この目の能力があったことで大変なこともあったけど、皆と出会えるきっかけにもなったからね、結果的にはよかったんだよ」
エネ「私もAさんに会えてよかったです!」
フィリア「その皆ってことは、コノハとクロハも入ってるのよね?」
貴「うん、まだまだいるよ」
エネ「え…ニセモノさんと真っ黒さんに会ったんですか!?ご主人に知らせなくては!!」
何とか話題を変えることが出来た、と思っていたのは束の間。ローリィが心配そうに私の方を見ている。
ローリィ「…A、無理して笑ってるように見える」
貴「え…そ、そう?」
フィリア「辛いことがあったんだから。泣きたいときには泣けばいいのよ?何なら私の胸を貸してあげるわ!」
貴「うん…ありがとう、でも今はそこまで大泣きしたいってほどじゃないから大丈夫!」
まさか顔に出てたとは…少し気を付けないとね。
貴「…ちょっと外の空気吸ってくるね」
エネ「はい、沢山空気を吸って落ち着いてください!」
フィリア「私たちはここでいるから心配しないで!」
ローリィ「行ってらっしゃーい!」
フィリア、ローリィに見送られて私は部屋から出る。
貴「……あれ?」
さて、外に行こう。そう思って顔を上げると、近くにいた人物に気が付いた。
貴「ローグ君…?どうかしたんですか?」
ローグ「い、いや…別に」
一体いつからいたのだろうか。何故か申し訳なさそうな表情をしている。
……あれ、まさか…話を聞かれた?滅竜魔導士は耳がいいから、その可能性はある。
ローグ「今から外に行くんだが…一緒に行くか?」
貴「…い、行きます」
そのままローグ君についていくことにした。外に出るまでの沈黙が何気に気まずい。
――――
――
フィリア「…A、大丈夫かしら」
ローリィ「Aのあんな表情初めて見た…」
フィリア「まだ出会って数日だし、知らないことが多いわ。でもこれからもっと知っていけばいいのよ!」
ローリィ「そうだね!…あれ、そういえばエネは?」
フィリア「Aのケータイ…あぁ、Aがそのまま持って行ったのね」
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光鶴(プロフ) - サトリさん» ありがとうございます^^ (2014年6月22日 11時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
サトリ - はじめまして!この作品みてて楽しいです! (2014年6月21日 20時) (レス) id: d9d88de9d8 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 深海少女さん» はい!更新頑張ります^^ (2014年6月10日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
深海少女 - 更新頑張って下さい! (2014年6月9日 23時) (レス) id: a6f69421c1 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 崘さん» ありがとうございます!!更新頑張っていきます! (2014年6月8日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年5月30日 16時