【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ24)

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★６６★癖の強そうな人ページ24

「メェェーーーンッ！！」

　突如何処からか声が響いた。声をした方には…あの雑誌に載っていた癖の強そうな人。

「そこの君！」

貴「え、私？」

　その人は私の方を向き、キラキラオーラを放ちながらこう言った。

「なかなか……素敵なパルファムだ」

　私達は固まり、その人を凝視する。
　フィリアとローリィに関しては毛を逆立てて威嚇しているようにも見える。コノハ、クロハと顔を見合わせ…その場で純粋に思ったことを口にした。

貴「失礼なのはわかってるけど…えっと、こ、個性的な御方ですね？」

ｺﾉﾊ「やっぱり癖が強い」

ｸﾛﾊ「てかパル…ファ？え？？」

ﾌｨﾘｱ「こいつ危険人物ね。Aに近づかないでくれる？」

ﾛｰﾘｨ「鳥肌ってこういう時に立つんだね」

「揃っていじらないで！！」

ﾋﾋﾞｷ「大丈夫ですか先輩！」

　えﾞ、先輩…ということは立場が上の人ってこと？すいません、本当に失礼しました。てっきり幻覚のようなものにコントロールされてるのかと思ってしまった！！

貴「不思議な方ですね…ちょっと怖いです」

ｼﾞｪﾆｰ「一夜さん、あまり怖がらせないでくださいよ！」

一「怖がらせた覚えはないのだが…」

　クロハの後ろに隠れてそっと一夜さんの方を見る。
　その様子を見たヒビキさん達は何故かクロハの方を凝視し、クロハが思いっきり目線を逸らした。

一「それで、入るのはこの2人なのかね？」

ｺﾉﾊ「よろしく…」

ｸﾛﾊ「入る条件とかあるのか？」

ｼﾞｪﾆｰ「貴方たちならマスターに気に入られると思うから大丈夫だと思うわよ！」

　やっぱりギルドによって入る条件は違うんだね。
　もし戦うとなったらまたコノハとクロハの魔法を見れたんだけどな。

貴「そのマスターってどんな人なんだろね？」

ﾌｨﾘｱ「ここのマスターだから、カッコいいんじゃない？」

ｼﾞｪﾆｰ「昔はカッコよかったのよ！」

　じゃあ今はカッコいい訳じゃないって聞こえるのですが！？

ﾌｨﾘｱ「戦わずにギルドに入れるなんて…てっきりまた2人の魔法を見ることになると思ってたわ」

ﾛｰﾘｨ「平和が一番だよね！」

ｼﾞｪﾆｰ「剣咬の虎はフィオーレ最強ギルドだもんね…Aはどんな魔法を使うの？」

貴「氷、草、水の滅竜魔法と歌魔法(ソングマジック)です」

　その瞬間、フィリア達を除くその場の人達が固まった。