【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ22)

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★６４★ジェニーのお誘いページ22

ﾌｨﾘｱ「ちょっと、青い天馬のジェニーじゃない！！」

ｼﾞｪﾆｰ「あら、もしかして私のファン？」

貴「は、初めまして！実はこの後青い天馬に向かおうとしてたのでびっくりして」

ｼﾞｪﾆｰ「そうなの…ふふ、貴方のような可愛らしい子達も大歓迎よ」

貴「あ…私ではなくてこちらの2人…コノハとクロハが入るギルドを探してて…私は剣咬の虎に入ってるので！」

　そう言い、手の甲にあるギルドマークを見せる。ジェニーさんは驚いた様子で私の手の甲と顔を交互に見る。

ｼﾞｪﾆｰ「えぇ！剣咬の虎だったの！？」

ﾌｨﾘｱ「Aをなめちゃいけないわよ」

ﾛｰﾘｨ「魔物を吹き飛ばしちゃうから！」

　最後のセリフが余計だと思ったんだけど…事実だから反論できない。
　ジェニーさんは額に手を当ててため息をついた…え、もしかして引かれた？それは悲しすぎる。

ｼﾞｪﾆｰ「惜しいことしたわ、こんなに美人で可愛い子を…剣咬の虎に先を越されたわね！」

　いやいや、ジェニーさんの方が超絶美人ですからね！？

貴「惜しいこと…ですか？」

ｺﾉﾊ「A鈍感」

ｸﾛﾊ「ドが付くほどの鈍感だからな」

　コノハとクロハの様子をジェニーさんはジッと見つめる。
　うん、と頷いたと思えば、更にこちらに距離を縮めた。

ｼﾞｪﾆｰ「コノハとクロハよね？ギルドに連れて行ってあげるわ！」

ｺﾉﾊ「うん…」

ｸﾛﾊ「おう…」

　反応からして気に入ってくれたようだ。突然の流れで2人は驚いてしまっているけど…タイミングが良かったってことで。

貴「よかったね！私もついでに見に行ってもいいですか？」

ｼﾞｪﾆｰ「もちろんよ、何なら2人と一緒に入ってもいいのよ？」

ﾌｨﾘｱ「Aは渡さないわよ！？」

ｼﾞｪﾆｰ「えー…それは残念ね」

ﾛｰﾘｨ「…今スティング君とローグ君がいなくてよかった」

　流石にギルドの掛け持ちはできない。私は剣咬の虎で頑張っていくって決めてるから！

ｺﾉﾊ「スティングとローグって誰…？」

貴「ギルドの仲間だよ、2人とも強いんだよ！」

ﾌｨﾘｱ「安心して、Aのことになったら全力になるくらい頼もしい2人だから」

ｸﾛﾊ「…Aが頼れる奴なら大丈夫か」