【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ21)

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☆６３☆お昼の時間ページ21

貴「ﾊﾞｷﾊﾞｷｯ…ｶﾘﾘｯ」

　お店に入り、それぞれ気になるものを注文して料理が揃った。
　そんな中私は氷を食べている。結構音が響くんだよなぁ…メニューの中に氷が使われたものがあったから即座に注文したんだよね。

ﾌｨﾘｱ「A、その音何とかならないの？」

貴「氷…ﾊﾟｷﾝｯ、美味しいよ？…ﾋﾟｷｯ」

ｺﾉﾊ「ﾓｸﾓｸﾓｸ…ﾓｷｭﾓｷｭﾓｷｭﾓｷｭﾓｷｭﾓｷｭ」

ｸﾛﾊ「お前は頬張りすぎだろ」

　コノハとクロハの食べる量もなかなか凄いからね？それぞれが3人分ほどの量を既に半分以上は平らげている状態…大食いチャレンジがあったらさせてみたい。

ﾛｰﾘｨ「ねぇねぇ、Aって氷と野菜しか食べないの？」

貴「そういうわけじゃないんだけど…野菜好きだし美味しいから！」

　草の滅竜魔導士であるからか、お肉より野菜が食べたくなる。だからと言ってお肉を全く食べないってわけではないけど、比較的野菜の方が多くなってしまう。

ｸﾛﾊ「野菜ばかりは体に良くないぞ、肉食おうぜ」

ﾛｰﾘｨ「私のお魚も食べなよ！」

貴「ふふ、ありがとう」

　しばらくして、注文したものを完食してお腹が満たされた。

　この後は青い天馬に行かないとね。雑誌で見たけどキラキラオーラが半端ない…そうそう、その中に綺麗な女性もいたんだよね。ほら、あそこにいる人みたいな……あれ？

　奥の席に座っている女性をよく見る。
　…もしかしてあの人って本人じゃないか？

　丁度食事を終えたところなのか、席を立ってこちら側へとやってくる。近付いてくるごとにキラキラとしたオーラを感じる…

　見つめていたのに気が付いたのか、私とその女性の目が合った。にこりと笑顔を向けられ、私もつられて笑顔になる。

「あらあら…貴方とても可愛らしいじゃない！」

貴「！！」

　まさか話しかけられるとは思っておらず少し緊張する。左肩にある紋章を見て改めて確信した、間違いなく本人だ。