【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ3)

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☆４５☆相談ページ3

ユキノさんに先程の事を話し、相談に乗ってもらうことにした。
　立ちながらというわけにはいかないと思って、ギルドの皆さんがよく集まっている広間のような場所に移動。

　フィリアとローリィはエクシード同士での第1回交流会があるとかで別行動になっている。…私もそんな感じで交流会を開くべきなのか？

　…それよりも、今は相談だ。

ﾕｷﾉ「ど、どのようなタイミングでハグをすればよいのかと、言われましても……」

　まぁ、こうなるだろうね。突然どのタイミングでハグすればいいですか？って聞いて戸惑わない人はいないよね。流石に私でも初見で聞いたら驚くよ。

貴「私は昨日剣咬の虎に入ったばかりですし、引かれたりでもしたら…あーでも！このまま不機嫌でいられるのも…本当にどうすれば…」

…実を言うと、今この広間にいる数人の人達がAの話に耳を傾けていた。
突然聞こえてきたAの言葉に驚いた者、単純に興味を示す者、中には心配している者…

そして、朝Aと挨拶を交わしたルーファスとオルガもその場にいた。

ﾙｰﾌｧｽ「何だか面白くなりそうな予感がする」

ｵﾙｶﾞ「お前楽しんでるだろ…」

貴「やっぱり正面突破が良いでしょうか…出会い頭に、いざ！！って」

ﾕｷﾉ「正面突破！？」

これでもAは真剣に考えている。突飛な考えにユキノは困惑し、陰からこっそり聞いているルーファスは笑いを堪えて震えている。

貴「…いや、背後から行った方がサプライズも兼ねて成功しやすいでしょうか？」

ｵﾙｶﾞ「なぁ、これって何の話をしてるんだ？奇襲についての作戦か？」

ﾙｰﾌｧｽ「ﾌﾌｯ…違うよ、スキン、シップ……ｸｯ」

ｵﾙｶﾞ「落ち着け、息をしろ」

周りの数人も頭を抱えたり、額に手を添えて考え込んだりしている。

スティングとローグがAを気にかけていることを皆が知っている。
Aがギルドに入った日の夜、スティングが機嫌良くAのことを話しており、ローグもその話に同感していた。

更にミネルバもAのことを気に入っているため、Aは既に剣咬の虎で一目置かれている存在だ。中にはAにお近づきになりたいと考えている者もいるだろう。

そんなことも知らず、スキンシップについて悩んでいるA。
先程のAの発言に、下心がある者も流石に心配を覚えたという。