【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ20)

今日:38 hit、昨日:1 hit、合計:63,056 hit

★６２★空腹ページ20

貴「へぇ、青い天馬ってここから北西にあるんだね」

ｺﾉﾊ「…行ってみたい」

ｸﾛﾊ「簡単に言ってるけどさ、ギルドって簡単に入ることできるのか？」

　どうだろう…私の場合は戦えだったからね。それぞれのギルドによって入り方は違うのかもしれないけど。
　依頼主さんとルビアちゃんに挨拶をした後、私達はコノハとクロハが興味を示している青い天馬へと向かうことになった。

――――
――

　しばらく歩いていくとどうやら街に出てきたようで。結構な距離を歩いているけど、コノハとクロハは平気な様子。元々体力があるもんね。
　流石にフィリアとローリィは疲れ気味になったようで、今は私が抱えている。

　ふと、クロハがソワソワしている様子であることに気が付いた。

貴「どうしたの？」

ｸﾛﾊ「いや、何だか周りの視線が痛いというか…」

　周りを見ると、大抵の女性がコノハとクロハを見ている。なるほど…ルビアちゃんの言ってた通り、カッコいいからだね。
　コノハはあまり気にしていないのか、普段通りの様子で…グウゥ、とお腹の鳴る音が響いた、

ｺﾉﾊ「…お腹すいた」

ﾌｨﾘｱ「そろそろお昼の時間ね」

ﾛｰﾘｨ「何か食べようよ。依頼で報酬もらったし！」

ｸﾛﾊ「その報酬っていくらだ？」

貴「フフフ…30万Jも頂いちゃった！」

　30万と聞いて2人は目を見開く。元の世界と比べたら桁違いだと感じてしまうのはわかる、私も初めて依頼の表を見たときに叫びたくなったし。
　でもこの世界で売られているものの値段と比較したら少し納得。魔法道具や錬金術の材料、元の世界にはない珍しいものが沢山売られているからね。
　まぁ、今回の依頼の難易度がそれなりに高かったからって言うのもあるけど。難易度とか気にせずにやってたな…はは。

ｸﾛﾊ「なるほど…依頼をこなして金を貯めないと生活が厳しくなるよな」

ｺﾉﾊ「美味しいものを沢山食べるためにもね」

ﾌｨﾘｱ「そうそう、お金は大事よ！だからA、一気に全額を寄付するとかじゃなくてちゃんと貯めていくのよ！！」

　その後何故か私が野宿生活をしていた話になってしまい、2人に思いっきり頭を撫でられた。お陰で髪が乱れまくった。解せぬ。