【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart2★仲間を探しに★【カゲプロ】 (ページ12)

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★５４★同行ページ12

ｺﾉﾊ「これから何処かに行くの？」

貴「今から依頼に行くんだ、私ギルドに入ったんだよ！」

ｸﾛﾊ「ギルドに入ったのか！？」

ｺﾉﾊ「カッコいい…」

　クロハは意外そうな顔をし、コノハは相変わらずの真顔だけど目が輝いてるように見えた。やっぱりギルドって聞くと驚くよね…

ﾌｨﾘｱ「A、そろそろ依頼主の所に行きましょう！」

ﾛｰﾘｨ「早く討伐しに行こう！」

貴「そうだね、コノハとクロハは…どうする？」

　2人にどうするかを聞いたが、答えはもちろん…

ｺﾉﾊ「…行きたい」

ｸﾛﾊ「行く宛がねぇからな、しばらく同行する」

　久しぶりに再会した直後といのもあって、一緒にいられるのが心強く感じた。
　でも依頼では1人で来いってなってたよね…フィリアとローリィはカウントされないと勝手に思ってるけど。

貴「流石に依頼をこなせるのは私達だけだから、コノハとクロハは見てるだけになるけど…それでも良い？」

ｸﾛﾊ「別に大丈夫だぞ」

ｺﾉﾊ「討伐したかった…」

　コノハは何気にやる気だったんだ…どんな魔法を使うんだろう。

ﾌｨﾘｱ「さぁ、そろそろ向かいましょう！結構近くまで来てるんだし！」

貴「そうだね、それじゃあレッツゴー！」

―――
――

その頃のギルド。

スティングとローグは正座をさせられている。ローグはミネルバと話した後にそのまま引きずられてスティングと合流させられたのだった。

ﾐﾈﾙﾊﾞ「さて、まずは昨日Aが泣いた理由を聞かせてもらおうか」

何故それをミネルバが知っているのかとローグがスティングの方を向くと、スティングは直ぐに目を逸らした。
どうせ口を滑らせたのだろうと何となく察したローグは溜息をつく。

Aが泣いた理由は酷い目に遭ったからではなく、能力のことを知られることが不安であったが、その心配は無くなり安堵したためである。
その説明をしようにも、勝手に能力のことを話すわけにはいかない。

ﾐﾈﾙﾊﾞ「2人が同行していたにも関わらずAが泣くほどの目に遭うなど…仕事の内容は確か闇ギルドの討伐だったな」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「仕事自体は順調にいったって！だからさっきのAが泣いたってのは、その…」

ﾐﾈﾙﾊﾞ「まさかとは思うが…どちらかがAに失礼なことを」

2人「「そんなわけ無いだろ！！」」

ﾐﾈﾙﾊﾞ「息ぴったりだな」

これに関しては静かに様子を伺っていた周りの者達も同感であった。