☆7☆嬉しいことに ページ9
「今帰ったわよ〜」
ドラゴンについていくと、どこかの森のような場所に着いた。
ちなみに背中に乗せてもらった。空を飛ぶのってこんなに楽しいことなんだね…!
着地すると、私が降りやすい高さまでしゃがんでくれた。なんて優しいドラゴンなの。
「お帰り姉さ〜ん…あれ、その子は?」
「遅かったじゃん…て、人間!?」
只今の状況。目の前に更に2体のドラゴンが現れた。やっぱりデカい、カッコイイ、凛々しい!!
貴「他にもいたんだ…凄いカッコいい!」
「元気ね〜、この子草原で迷ってたから連れてきちゃった♪」
「連れてきちゃったって…」
「そんな軽いノリで言われてもな…」
私の目の前では3体のドラゴンが会話している。この光景は私にとっては大興奮なものだ、何なら写真に収めたい。
でもケータイがあるわけがない…と、思っていたのだが。
貴「…嘘、あった」
ポケットの中にケータイが入っていた。そういえばトリップ前にポケットに突っこんでたんだっけ。…ということは。
貴「音楽プレイヤーも……あった!」
右ポケットにケータイ、左ポケットに音楽プレイヤーを突っこんでいたんだ。私は心の中で歓喜の舞の状態。まぁ、機械のサイズがそのままだから片手で持つのが難しいけども。
…今更だけど、今着ている服装がトリップ前の服装の小さいバージョンって感じなんだよね。よくできてるな、神なりの配慮だろうか。
「僕頑張ったでしょ☆」という神の姿が一瞬想像できた。実際やってそうだな…
私の行動が気になったのか、今度は黄緑色のドラゴンが話しかけてきた。
「お前の持ってるそれ…何だ?」
貴「これはケータイと、音楽プレイヤーっていうんです!」
「ケータ…プレイヤ……?」
あぁそうか、ドラゴンがケータイや音楽プレイヤーを知ってたらおかしい話か。不思議そうに見つめてくるのが何だか面白い。
ホワイティア「貴方、本当面白いわね♪そういえば自己紹介がまだだったわね、私はホワイティアよ、よろしく!」
アクアリィ「私はアクアリィ、よろしくー」
フォレスギア「俺はフォレスギアだ、よろしくな」
貴「Aです、よろしくお願いします!」
どうやら私を受け入れてくれるらしい。感謝の極みだ。
こうして、3体のドラゴンとの生活が始まった。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
89人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茎わかめ - この作品大好きです!いつも見てます!頑張って下さい! (2015年11月24日 16時) (レス) id: 503c9eef6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 凄い面白いです更新頑張って下さい! (2014年12月30日 12時) (レス) id: 5b7af73d0b (このIDを非表示/違反報告)
麗 - すごく面白いです!続きがきになります (2014年11月6日 4時) (レス) id: ed9fffba14 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - もうしばらくすると出てきます!髪・・・神しだいなので← (2014年5月24日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
ネトゲ廃人@みゅろん(プロフ) - (/ω\)メカクシ(_・ω・)_ダアン!のみんなは出てこないの? (2014年5月24日 21時) (レス) id: 2dab0aa14a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:光鶴 | 作成日時:2014年4月19日 23時