★6★ドラゴンとの出会い ページ8
神「ちなみに、この世界で今は……ふむ、772年ってとこかな」
貴「772!?思いっきり過去じゃん!」
神「大丈夫だよ!君達がいた世界とこの世界は全く別だし、もちろん時の流れも違う。それじゃ、僕はこう見えても忙しいからね!それじゃあガンバ☆」
貴「あ、ちょっと……あぁもう!!」
神は腹の立つテンションで消えていった。
…これからどうすればいいんだ。魔法を覚えろとか言ってたけどどうやって覚えるの!?
ふと、カノの言っていた通り目の能力だけでいけるのではないか…と思ったけど、やはり不安な所もある。魔法と聞いてワクワクしたのは事実、だけど初めから覚えているわけない。そこまで都合がいいようなことはないもんね。
…あぁ、皆に会いたい。
それに3歳って、私にとっては嫌な思い出が多いのだから。
貴「……っ」
だめだ、思い出すと涙が出そうになる。メカクシ団の皆といるときは寂しさなんてない、だけど今は1人だ。不安でいっぱいだよ…
…いや、今ここで何もせずにいても仕方がない。色んな所を移動していけばもしかしたら会えるかもしれない。それに再会した時に笑顔で迎えられるように元気でいないとね!
とにかく行動あるのみ、そう思って歩き出そうとした時だった。
――グオオオオオオオォォォッ
貴「うわぁ!?な、何…!?」
突然の何かの叫び声が響いた。ふと足元を見ると、大きな影が落ちていることに気付く。見上げると…大空を舞う水色のドラゴンがいた。あまりもの大きさに驚きを隠せない。
でも、それと同時に……
貴「か…カッコいい…」
ドラゴンを間近で見て、とてもカッコよく思えてしまった。
驚いて逃げる、と言うのが一般人の考えかもしれないけど、私はこういうファンタジー系が大好きだからテンションは上がる一方。
「貴方…私を怖がったりしないの?」
ドラゴンは私の存在に気付いて話しかけてきた。
会話できることに興奮を覚える。…落ち着くんだ私、変にテンションを上げると怪しまれるかもしれない。
貴「そう思わない…です、凄いカッコいい!!」
「ふふ、面白い子ね貴方…1人?親は?」
貴「あ、えっと…い、いません」
「あらぁ、そうなの…丁度いいわ、私と一緒に来ない?」
貴「え…?」
突然の展開に驚いたけど…これはついていくしかないよね?
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
89人がお気に入り
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茎わかめ - この作品大好きです!いつも見てます!頑張って下さい! (2015年11月24日 16時) (レス) id: 503c9eef6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 凄い面白いです更新頑張って下さい! (2014年12月30日 12時) (レス) id: 5b7af73d0b (このIDを非表示/違反報告)
麗 - すごく面白いです!続きがきになります (2014年11月6日 4時) (レス) id: ed9fffba14 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - もうしばらくすると出てきます!髪・・・神しだいなので← (2014年5月24日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
ネトゲ廃人@みゅろん(プロフ) - (/ω\)メカクシ(_・ω・)_ダアン!のみんなは出てこないの? (2014年5月24日 21時) (レス) id: 2dab0aa14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年4月19日 23時