●小話2●瞬間移動した先にて ページ50
とある洞窟内でのこと。
シンタロー「…それは本気で言ってるのか?冗談で言ってるのか?」
Aと再会を果たし、その後別行動をとったシンタローとエネ。
偶々瞬間移動でやってきた洞窟内で2人は今後のことを話し合っている…はずなのだが。
エネ「これは冗談ではありませんよご主人…何度でも言いましょう!
金髪チャラ男さんと黒髪片目さん、どちらもAさんに気があります!!」
Aと共に行動していたスティング、ローグについての話題に盛り上がって(?)いた。
シンタローは2人のことを思い出しては強く掴まれた腕をさすった。
シンタロー「Aに気があるって…どこをどう見てそう判断したんだよ」
エネ「そうですねぇ、まずご主人がAさんの背後にまわった時でしょうか。金髪チャラ男さんの目付き凄かったですよね!」
シンタローは神によって飛ばされた直後、Aとの再会に気が緩んでいた。
しかしその場にいたスティング達の存在に気付くとコミュ障が発揮。
Aの両肩に手を置いたことでシンタローとAの距離が近いと感じたのであろう、スティングはそれは気に入らずシンタローを敵視したようだ。
シンタロー「エネがAに抱き着いてる時も睨みが凄かっただろ…」
エネ「私は同性ですから問題ないですよ!…まぁ、抱き着くと言ったらその後のAさんのハグ、それによって私は確信しました」
Aからのお礼のハグ。メカクシ団の中では日常茶飯事であったため今ではシンタローも慣れていることではあるが、スティングとローグにとっては驚きを隠せない光景であっただろう。
エネ「あの時の2人の表情といったら…金髪チャラ男さんだけかと思えば黒髪片目さんまでショックを受けてるような反応をしてましたし!」
シンタロー「ギルドに昨日入ったばかりって言ってたよな…?1日でそんなに親密度が上がるもんか普通…」
そこでシンタローは思い出した。
シンタローがメカクシ団に初めて会った日にAから積極的かつ強引すぎない接し方に安心し、直ぐに仲良くなったことを…
シンタロー「Aならあり得るな、うん」
エネ「…まぁ、Aさんはその手の話には鈍感ですから、相手からの好意に気付かない可能性が高いですよね」
シンタロー「…だよな」
その後、2人は洞窟内に足を進めていった。
その先でとある独立ギルドの3人と遭遇してしまうのはまた別のお話。
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革ベルト
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あずきいろ
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8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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茎わかめ - この作品大好きです!いつも見てます!頑張って下さい! (2015年11月24日 16時) (レス) id: 503c9eef6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 凄い面白いです更新頑張って下さい! (2014年12月30日 12時) (レス) id: 5b7af73d0b (このIDを非表示/違反報告)
麗 - すごく面白いです!続きがきになります (2014年11月6日 4時) (レス) id: ed9fffba14 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - もうしばらくすると出てきます!髪・・・神しだいなので← (2014年5月24日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
ネトゲ廃人@みゅろん(プロフ) - (/ω\)メカクシ(_・ω・)_ダアン!のみんなは出てこないの? (2014年5月24日 21時) (レス) id: 2dab0aa14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年4月19日 23時