★42★瞬間移動 ページ46
貴「シンタロー、良ければなんだけど…瞬間移動でギルドまで連れてってくれない?」
シンタロー「ギルド?A、ギルドに入ったのか!?」
貴「あはは、昨日入ったばかりだけどね」
するとスティング君とローグ君も便乗した。乗り物酔いを避けられるんだもの、これは頼るしかないと思う。
スティング「できるなら頼む!列車だけは乗りたくねぇ!!」
ローグ「…俺からも頼む」
エネ「急に超必死ですね…黒髪片目さんと金髪チャラ男さん」
ローグ「黒髪片目…」
スティング「誰が金髪チャラ男だよ」
突然エネがつけたあだ名に戸惑う2人。度胸があるというか何というか…
貴「私達列車は無理なの…だからお願い!」
シンタロー「…わかった、Aからの頼みだしな」
シンタローが了承してくれたおかげで、列車に乗らずに済むと安堵した。
スティング君はエネに付けられたあだ名が気に食わないのか、今度はエネの方を睨みつけている。エネは逆に面白そうに笑いながら私の背後に回ってきた。また私が盾になるのか…
エネ「フフッまさかAさんが乗り物酔いだったとは。元の世界ではそんなことあり――」
すかさずエネの顔を凝視する。エネはしまったと言わんばかりに口元を手で覆った。
フィリア「……?どうかしたの?」
貴「あ、あはは、なんでもな――」
エネ「んもー!私に触れられるからってテンションが高まっちゃいましたか〜??」
エネにとっての誤魔化し方なのか、私にそのまま抱き着いてクルクルと回り出す。…あ、本当だエネに触れてる私。少しそう思いながら先程のカミングアウトに未だに焦りを覚える。
途中、スティングとローグの方を向いたエネはニヤリと笑みを浮かべた。その笑みはまるで、「羨ましいだろ」と言っているようである。
エネの煽りを受けた2人は額の血管が浮いていた。
シンタロー「おいおい、瞬間移動したいんだろ?急ぐなら今からでもできるから…掴まれよ」
シンタローは雰囲気を察したのか、瞬間移動の準備を促す。
それによりエネはAから離れ、シンタローのケータイの中に戻っていった。
エネ「皆さん、ご主人にしっかり掴まってくださいね!」
シンタロー「よし、それじゃあ行くぞ…イテテテテッ!掴む力が強いですって!!」
スティング「悪い、加減が難しいわ」
ローグ「普通だろこれくらい」
フィリア(大人げないわね…まぁエネのせいなんだろうけど)
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
89人がお気に入り
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茎わかめ - この作品大好きです!いつも見てます!頑張って下さい! (2015年11月24日 16時) (レス) id: 503c9eef6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 凄い面白いです更新頑張って下さい! (2014年12月30日 12時) (レス) id: 5b7af73d0b (このIDを非表示/違反報告)
麗 - すごく面白いです!続きがきになります (2014年11月6日 4時) (レス) id: ed9fffba14 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - もうしばらくすると出てきます!髪・・・神しだいなので← (2014年5月24日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
ネトゲ廃人@みゅろん(プロフ) - (/ω\)メカクシ(_・ω・)_ダアン!のみんなは出てこないの? (2014年5月24日 21時) (レス) id: 2dab0aa14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年4月19日 23時