【FAIRYTAIL】メカクシトリップ☆魔法の世界へ☆【カゲプロ】

★３０★不法侵入 ページ34

次の日。


貴「………ん…？」



　カーテンの隙間から差し掛かる朝日が眩しい。
　昨日は魔物討伐とギルドに入るためのバトルで体力を使ったからか、ぐっすり眠れた。

　起き上ろうとすると、ふと違和感を感じる。違和感のある方向を向くと、昨日ぶりの面影が…




ｽﾃｨﾝｸﾞ「起きたな、おはよ！」

貴「………」


　何 故 部 屋 に い る ！ ？
　目を擦ってもそこにいるのはスティング君である。何度でも言う、何故部屋にいる！？




貴「ふ…不法侵入！？」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「おわっ！待て待て、その手を下せ！」


　突然の事に驚いてしまい、氷水爆破(ひょうすいばくは)のポーズを構えてしまった。本当にびっくりした、心臓に悪いですって。



貴「何で勝手に入ってきたんですか！びっくりしましたよ！！」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「呼んでも返事がなかったから入った」



　そんな理由で…！？そういえば、鍵をかけてなかったな…ちょっと待って今何時だ？




ﾌｨﾘｱ「本当勝手ね全く！」

貴「あれ…フィリア、起きてたの？」

ﾌｨﾘｱ「えぇ、スティング君が入ってくる前から」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「え、じゃあ…」

ﾌｨﾘｱ「全部見てたわよ。Aの寝顔を見て『可愛いな』て言ってたことを！」


　あああ、寝顔を見られた恥ずかしい！！と言うか可愛いなんて…お世辞どうも…



ﾌｨﾘｱ「おまけにその後Aの頬をつつこうとしたでしょ、セクハラは駄目よ」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「だああぁぁっ！！寝たふりしてたの完全に油断したって！！」

貴「あはは…で、私を呼んでたって…」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「あぁそうそう、依頼があるから一緒に行こうと思って！ローグ達も一緒だぜ！」



　依頼…！ギルドに入って初めての依頼だよね。これは早く支度をしなければ！！



貴「是非行きます、少し待っててください！」

ﾌｨﾘｱ「というわけで、早く部屋を出てくれない？着替えれないわ」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「わーったよ、じゃあギルド前で待ってるな！」


　スティング君が部屋を出たところで、早速準備に取り掛かる。
　上着とスカートを着て荷物をまとめて…まぁ荷物は主に音楽プレイヤーとケータイだけなんだけどね。
　支度の最中に未だに熟睡しているローリィを起こす。



貴「ローリィ〜、起きろ〜！」

ﾛｰﾘｨ「ん〜、ケーキが、逃げ……ムニャ…Aが……食べら、れた」



　美味しそうな夢を見てると思ってたのに一瞬で絶望に変わった瞬間…

☆３１☆知られていた→←☆２９☆部屋の中で･･･

ラッキーアイテム

革ベルト

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あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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