★2★どこかの空間 ページ4
私達の身に何が起きたのかよく理解できない。ただわかるのは、突然本の中へと吸い込まれたということ。
身体に痛みはないから、強く打ち付けたってことは無いようで少し安心…
「―――、――――い!」
誰かの声が聞こえる。ゆっくりと目を開けると、キドとマリーの顔が目の前にあった。
キド「オイ、大丈夫かA!」
マリー「A起きたぁぁ!!」
貴「グフォッ」
ドスゥッと音が響く。起きたらマリーからハグという名のタックルをもらった。…可愛いから許す。
どうやら最後に起きたのは私だったようで、マリーは凄く心配だったのか目が潤んでいた。
大丈夫だよと言って頭を撫でると安心したように顔を緩ませる。うん、可愛い。その様子を見たキド達も安心したようで、ホッと息を漏らした。
セト「それにしても、此処って何処なんすかね」
カノ「何処を見ても真っ白だよねー、何処までも続いてるって感じ」
カノの言う通り、周りは何もない…ただ真っ白な場所。何処かの空間と言った方が正しいのかもしれない。
エネ「歩いても仕方がないですしね、しばらく待ってみますか?」
シンタロー「そうだな、ここから出る方法でも考えないといけないし」
モモ「私達って本に吸い込まれてここに来たんだよね…もう訳わかんないーっ!」
ヒビヤ「あの本一体何なの…?」
私達はしばらくその場で待機することにした。
だからと言って、何かをするわけではなく…ただ、何故このような場所に来たのかを考えるしかない。
…もしかしてこのままずっと此処に?そう思うと不安が込み上げてくる。
…その時だった。
「あちゃ〜、やっぱり来ちゃったか…」
突然の声に一斉に振り向くと、そこには変わった白い服を着た男が立っていた。
キド「誰だ!?」
カノ「突然のご登場って感じ?すんごく怪しいねぇ」
それぞれが男性に対して警戒態勢をとる。もちろん私も…喧嘩はしたくないけどね。すると男はニッコリと微笑み、こう告げた。
神「僕は…神と呼ばれる存在だよ!」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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茎わかめ - この作品大好きです!いつも見てます!頑張って下さい! (2015年11月24日 16時) (レス) id: 503c9eef6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 凄い面白いです更新頑張って下さい! (2014年12月30日 12時) (レス) id: 5b7af73d0b (このIDを非表示/違反報告)
麗 - すごく面白いです!続きがきになります (2014年11月6日 4時) (レス) id: ed9fffba14 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - もうしばらくすると出てきます!髪・・・神しだいなので← (2014年5月24日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
ネトゲ廃人@みゅろん(プロフ) - (/ω\)メカクシ(_・ω・)_ダアン!のみんなは出てこないの? (2014年5月24日 21時) (レス) id: 2dab0aa14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年4月19日 23時