☆２５☆緊張 ページ29
貴「わぁ………」
しばらく歩いて、ガザニアの街に辿り着いた。たくさんの人がいる場所に来るのは久しぶりな気がする。
別に人が多い場所が嫌いと言うわけではないけど、少し緊張するようなワクワクするような不思議な感覚になる。
そして目の前には剣咬の虎のギルド…とても立派な建物だ。
私と同様にフィリアとローリィも大きく目を開いて建物を見上げる。ちなみに人が多いところではぐれてはいけないと思い、2人は私の腕の中だ。
そんな中、ふと視線を感じ、そちらに向いてみた。スティング君とバチッと目が合う。
貴「…どうかしましたか？」
ｽﾃｨﾝｸﾞ「いや…何でもねぇ」
Aはよく分からないまま、再び建物に目を向ける。
スティングがAに対し、大きく目を開いてギルドを見上げている様子が面白いと思うと同時に、ぬいぐるみを抱えているみたいで可愛らしいと思っていたのは此処だけの話。
ﾛｰｸﾞ「スティング、見過ぎだぞ」
ﾌﾛｯｼｭ「フローもそー思う」
ﾚｸﾀｰ「あまり見過ぎたら怪しまれますよ、ハイ」
ｽﾃｨﾝｸﾞ「偶々だっての！」
ﾌｨﾘｱ「ふーん…？」
この時フィリアは何かを察したようにニヤニヤとしていた。
その表情を見たスティングは複雑な気持ちになりながらも、目線をギルドの門へと向ける。
ギルドに入ると、雰囲気からして強そうな人が沢山いる訳で。
一瞬私達の方を見たけど、特に興味を示さないのかすぐに目線を外す。変に注目されないだけマシだとは思うけど、これはこれで…何とも言えない感じだ。
ﾚｸﾀｰ「早速マスターの所に行きましょう！」
貴「はい！…い、行こうか！」
ﾌｨﾘｱ「緊張してるわね…大丈夫よ、私達もいるんだから！」
ﾛｰﾘｨ「だだだだいじょじょじょぶだよよよ！！」
ﾌｨﾘｱ「ローリィの方が更に緊張してどうするのよ…」
…2人の様子を見るとふと笑みがこぼれた。そうだ、1人じゃないんだから。
少し歩くと、とある扉の前にたどり着いた。
この感じ…初めてメカクシ団アジトに入るときみたい。
ｽﾃｨﾝｸﾞ「マスター、入ります」
貴「大丈夫…だいじょうぶ…ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ」
ﾛｰｸﾞ「…緊張しすぎだ」
仕方がないでしょう、偉い人とこれから話すんですから！！
…ふぅ、と呼吸を整えて、続いて部屋の中に入っていった。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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茎わかめ - この作品大好きです！いつも見てます！頑張って下さい！ (2015年11月24日 16時) (
レス) id: 503c9eef6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 凄い面白いです更新頑張って下さい！ (2014年12月30日 12時) (レス) id: 5b7af73d0b (このIDを非表示/違反報告)
麗 - すごく面白いです！続きがきになります (2014年11月6日 4時) (レス) id: ed9fffba14 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - もうしばらくすると出てきます！髪･･･神しだいなので← (2014年5月24日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
ネトゲ廃人@みゅろん(プロフ) - (/ω＼)ﾒｶｸｼ(_･ω･)_ﾀﾞｱﾝ!のみんなは出てこないの？ (2014年5月24日 21時) (レス) id: 2dab0aa14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光鶴 | 作成日時：2014年4月19日 23時
