【FAIRYTAIL】メカクシトリップ☆魔法の世界へ☆【カゲプロ】

☆２３☆極度の恥ずかしがり屋 ページ27

「旅する歌人(トラベルシンガー)って7年前に行方不明だったんじゃ…」

貴「あ、それは……」

ﾌｨﾘｱ「ストップ！！」


　突然フィリアによって遮られてしまう。…どうしたんだろう？


ﾌｨﾘｱ「知らない人に個人情報を言うのはどうかと思うわよ！」


　突然のプライバシー保護…これって個人情報なのかな？確かに知らない人達だけれども。
　ほらもう、相手の人達が困ったような表情浮かべてるよ！




ｽﾃｨﾝｸﾞ「知らない人って……じゃあ軽く自己紹介でもするか。俺はスティング･ユークリフ、こっちはレクターだ」

ﾚｸﾀｰ「よろしくです、ハイ！」

ﾛｰｸﾞ「…ローグ･チェーニだ」

ﾌﾛｯｼｭ「フローだよ〜！」

ﾚｸﾀｰ「正しくはフロッシュです、ハイ」


　戸惑いながらも自己紹介してくれた…なんて優しい人達なんだ。


貴「私はAです。ほら、自己紹介したんだし言ってもいいでしょ」

ﾌｨﾘｱ「そ、そう？じゃあその前に私もね、私はフィリア。こっちは………」


　周りを見てもローリィが見当たらない。
　ふと脚に違和感を感じて下を向くと……


ﾛｰﾘｨ「………ぅぅ…」


　少し震えながら私の脚にしがみついてた。それに若干涙目になっている。
　…可愛い！！




ﾌｨﾘｱ「こっちはローリィ。ほら、挨拶！」

ﾛｰﾘｨ「うぅ……ローリィ、です…」


　何故だろう、ローリィがマリーに見えてきた。
　2人揃ったら可愛いよね絶対。あぁ早く皆に会いたい。



ｽﾃｨﾝｸﾞ「オイ…大丈夫か？」

貴「あはは…ローリィは恥ずかしがり屋なんです」

ﾛｰｸﾞ「極度の恥ずかしがり屋だな」

ﾛｰﾘｨ「うぅ……」



　ローリィはちらりと2人の方を向くが、体をビクリとさせて直ぐに顔を隠してしまう。
　もしかしたら身長差で圧を感じるのかもしれない。2人は私よりも身長が高い。明らかに15cm以上は差があると思う…身長高いの羨ましいね。

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