☆21☆野宿反対 ページ25
数分後――
貴「お腹もふくれたことだし、これからどうする?」
フィリア「今から街にでも行かない?」
ローリィ「人がいっぱいいるの?うぅ……」
ローリィは恥ずかしがり屋なのか人が多い所が苦手なのか、フードを深く被ってしまった。
2人は名前が無いと言っていたくらいだ、もしかしたら人が多い所はあまり行ったことが無いのかもしれない。ここは私がしっかりサポートしなければ。
貴「大丈夫だよ!何かあったら私が何とかするからさ!!」
フィリア「…技を使って解決とかやめてよね?」
流石にそんな物騒なことはしないよ…物騒なことをするのは闇ギルドもしくは魔物の討伐の時だけだからね!!
貴「でも、街に行ったとしても何する?お金は持ってないし…」
ローリィ「え…」
フィリア「Aって旅してたのよね。宿はどうしてたの?」
貴「ほとんど野宿だよ?」
ローリィ「報酬は無かったの?もしかしてタダ働き…!?」
貴「そんなことないよ、報酬はもちろん貰ってたけど…困窮してる施設とかに寄付してたんだ。宿で泊まることも何回かはあったけど、野宿の方が闇ギルドの行動を張り込みしやすかったし…」
フィリア「慈悲の心が大きすぎる…というかAみたいな可愛くて美人な子が野宿だなんて!!」
可愛くて美人ってのは言い過ぎでは…?
やっぱり野宿生活に慣れてしまってるのは流石にまずいか?
ローリィ「いっそのことギルドに入っちゃえば?」
貴「ギルドに?」
フィリア「その方がいいわ!Aは有名だったんだし、入ろうと思ったらすぐに入れると思う!」
なるほどな…でもどのギルドに入ればいいんだろ。たくさんあるんだよね。
ギルドに入ればもっと色んな依頼を受けられるだろうし…
…悩んでいると、何かが揺れるような物音が聞こえる。
顔色を悪くする私達。なぜなら少し先の方に魔物がいたからだ。多すぎだろ!!!
フィリア「飛んで逃げるわよ!!」
ローリィ「うわぁぁ!!」
ドガァァァッ
ボスが倒された事で更に怒っているのか、勢いよく攻撃してくる。これはマズい。
私は構えて、魔法を繰り出そうとすると―――
「白竜の咆哮ぉぉ!!」
白いレーザーのようなものが魔物を襲った。それは勢いよく魔物を貫いていく。
ズガガガガガァァァ…
フィリア「!?」
貴「今のって…咆哮?」
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革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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茎わかめ - この作品大好きです!いつも見てます!頑張って下さい! (2015年11月24日 16時) (レス) id: 503c9eef6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 凄い面白いです更新頑張って下さい! (2014年12月30日 12時) (レス) id: 5b7af73d0b (このIDを非表示/違反報告)
麗 - すごく面白いです!続きがきになります (2014年11月6日 4時) (レス) id: ed9fffba14 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - もうしばらくすると出てきます!髪・・・神しだいなので← (2014年5月24日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
ネトゲ廃人@みゅろん(プロフ) - (/ω\)メカクシ(_・ω・)_ダアン!のみんなは出てこないの? (2014年5月24日 21時) (レス) id: 2dab0aa14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年4月19日 23時