★１８★魔物集め ページ22
貴「で、この魔物どうしよう」
もちろん倒した魔物は未だにそのままである。先程倒しまくっていたものよりはサイズは小さめな気がする…まぁ人と比べたら大きいんだけどね。
ﾌｨﾘｱ「放っておいても大丈夫じゃない？」
ﾛｰﾘｨ「でも他にもいっぱいいたよ？」
やっぱり他にもいるんだ…縄張りが近くにあったもんね。それにまた襲ってくる可能性もある。どうにかならないものか…
ﾌｨﾘｱ「んー、いっそのこと集めちゃう？」
貴「集めて一気に倒すってこと？」
ﾛｰﾘｨ「Aの魔法見てみたい…！」
貴「……よし、やっちゃいますか！」
ローリィが目をキラキラと輝かせてこちらを見つめる。それに乗ってフィリアも期待の眼差しをこちらに向ける。…可愛いものに頼まれるとやる気が出る私である。
ﾌｨﾘｱ「で、どうやって集める？」
ﾛｰﾘｨ「考えてなかったの？」
ﾌｨﾘｱ「うん！」
言いだしっぺが即答してどうするよ！？
どうやって集めるか、ねぇ。倒れた魔物を見ながら考えると、ふと先程魔物に襲われた時のことを思い出す。
誤って咆哮を放つ前から魔物は私に近付いていた。何故近付いてきたのか…もしかしたら歌声を聴いたからじゃないかな。
貴「もしかしたら私の歌で集められるかもしれない！」
ﾛｰﾘｨ「Aの歌…聴きたい！」
大きい声で歌ってあんなに集まったんだから、今回もそうやって歌えばいいよね。
改めてイヤホンを付け直して周りを見渡す。そして息を吸って…歌声を響かせる。
貴「――――♪――――――――――♪」
ﾛｰﾘｨ「きれいな歌声…」
ﾌｨﾘｱ「さて、魔物は………っ！！？」
ズズン…ズズン…と地面が揺れる。
地震ではなく、何かの足音。それは段々一定のリズムではなくなり、音が大きくなっていく。
大きな影が私達を包み込んだ。歌をやめて見上げると、予想通りに沢山の魔物が私達を見下ろしている。
よく見たら頭に岩をぶつけた魔物も紛れ込んでいた。その魔物に凄く睨まれてるんだよぉ…
貴「相手は狂暴性…遠慮なくやらせてもらうよ！！」
ﾛｰﾘｨ「が、頑張れA！！」
ﾌｨﾘｱ「頼もしいんだけれど…この数に大丈夫なの！？」
フィリアの言う通り、尋常じゃない数の魔物に囲まれている。だけどこれで屈する私ではない。
貴「大丈夫、戦いは慣れてるからね」
しかも、相手が集団なら尚更ね！！
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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茎わかめ - この作品大好きです！いつも見てます！頑張って下さい！ (2015年11月24日 16時) (
レス) id: 503c9eef6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 凄い面白いです更新頑張って下さい！ (2014年12月30日 12時) (レス) id: 5b7af73d0b (このIDを非表示/違反報告)
麗 - すごく面白いです！続きがきになります (2014年11月6日 4時) (レス) id: ed9fffba14 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - もうしばらくすると出てきます！髪･･･神しだいなので← (2014年5月24日 22時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
ネトゲ廃人@みゅろん(プロフ) - (/ω＼)ﾒｶｸｼ(_･ω･)_ﾀﾞｱﾝ!のみんなは出てこないの？ (2014年5月24日 21時) (レス) id: 2dab0aa14a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光鶴 | 作成日時：2014年4月19日 23時
