☆95☆クロハの葛藤 ページ8
動画を再生すると、いつもとは違った服装のAが映った。
その瞬間Aが悲鳴を上げ、金髪の男の方へと突進していく。
『い、いやああぁぁぁぁぁああああっ!!!』
『うおっ!?』
クロハ「はぁっ!!?」
コノハ「…誰?」
Aが金髪の男に突進するように抱き着き、すぐに背後にまわったと思えば今度は黒髪の男の方へと走っていく。
撮影者も慌てているのか少しブレたりもしたが、2人の男の顔はよく映っている。
クロハはふと、A達と会話したときのことを思い出した。
コノハ『スティングとローグって誰…?』
貴『ギルドの仲間だよ、2人とも強いんだよ!』
フィリア『安心して、マユのことになったら全力になるくらい頼もしい2人だから』
恐らくこの2人がそうだろうとクロハは考える。
そのまま動画を再生すると、蜘蛛に対して叫んでいるということがわかったが…
『…ひ、氷水ばく…!!』
『ちょっと待て!ここで技を出すな!!』
『A落ち着けって!!』
この時、ローグがAの肩を押さえ、スティングがAの右手首を掴んでいた。
Aが技を繰り出さないように押さえているのだが、この行動にクロハは顔を引きつらせる。
距離が近すぎるのである。
名前しか聞いていない2人の男性に挟まれるAは蜘蛛に対して必死になっているのはわかるが、何にせよ距離が近い。
動画は数分程続き、Aが落ち着いたあたりからふと画面が切り替わった。
『Aは蜘蛛が苦手なのかい?…ククッ』
『笑いすぎだろ…』
クロハ「おい、知らないやつが出てきたぞ」
コノハ「帽子のフワフワ…と、仮面……」
画面に映っているのはルーファスだが、コノハとクロハにとっては名前も知らない人物だ。
そして大きな帽子と仮面というあまりにも印象に残りやすい人物が出てきたということにも驚きを隠せずにいる。
クロハ「剣咬の虎だっけ、Aの周りにいる奴らって色々と…凄いんだな」
コノハ「A楽しそうにしてるね…」
クロハ「これの何処がそう見えるんだよ…」
動画は終了したが、クロハはAの周りにいた人物について頭から離れなくなってしまった。
同時にAへの心配する気持ちが増幅した。
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夕愛(プロフ) - 光鶴さん» 全然大丈夫ですよ!!じゃあ、描けたらまた声かけますね(゜▽゜〃 (2015年2月11日 17時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 夕愛さん» 返信がとんでもなく遅れてスイマセン;もちろんOKですよ!! (2015年2月11日 15時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
夕愛(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!えっと、この作品の夢主ちゃんを私のイラスト集で描いて載せてもいいですか?描いてみたいので…!あ、無理でも全然大丈夫です! (2014年12月15日 19時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 哀音さん» 続編を考えているので、しばらく待っててください!<m(__)m> (2014年9月19日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 更新頑張って下さい♪続きがきになりますっ!! (2014年9月19日 7時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光鶴 | 作成日時:2014年8月10日 21時