☆１３１☆産まれたての小鹿 ページ44
セトの敵は私がとる、なんていっちゃったけれども。
冷静に考えたらこれ無理じゃない？
だって2人からの邪魔するなオーラが半端ないんだもの。睨み合いが凄い。
私が入ったところでセトのように吹き飛ばされる未来が見える気がする…
貴「よし…腹を括って行ってくる」
ｾﾄ「Aっ！俺のためにそんな…！！」
貴「大丈夫だよセト、何とかなるよ…多分」
ﾚｸﾀｰ「Aさん無理しないでいいですからね！？」
覚悟を決めて、私は枕を2つ投げた。
そうして…それらは何故か2人の頭に直撃した。何で頭にばっかり当たるの！？
貴「ぁ…」
枕をAが投げたものとは知らず、スティングとローグは投げられた方向に目を向ける…もちろん睨んだ状態で。
Aはピシリと身体が固まるかのように動かなくなってしまった。
ﾌﾛｯｼｭ「A大丈夫…？」
ﾚｸﾀｰ「これかなりヤバいんじゃないですか！？」
ｾﾄ「いや…よく見るっす！」
貴「えっと…あ、その……ゴメンナサイ…ッ」
2人の鋭い目付きに怯えてしまい、フルフルと身体を震わせながら目に涙を浮かべる。
ｾﾄ「Aが産まれたての小鹿のように震えてるっす！」
ﾚｸﾀｰ「あー…涙目になってますね」
すると2人は我に返ったのか、Aの様子を見て焦りだした。
ｽﾃｨﾝｸﾞ「…あ、すっすまねぇ！またセトにやられたのかと…」
ﾛｰｸﾞ「俺もセトの仕業と思ってつい…」
ｾﾄ(俺未だに寝転んだままなのに…！！)
貴「大丈夫…び、ビックリしただけだから」
正直言う。2人は絶対に怒らせてはならない。
本気で泣きそうになった。
そんな中、部屋の扉が開かれる。
入ってきたのはフィリアだが…
ﾌｨﾘｱ「A〜？遅いから来たけど何して…何この状況」
ﾚｸﾀｰ「実は色々ありまして…」
レクターは先程までの流れを説明した。
ﾌｨﾘｱ「遅いと思ったら…そういうことね。で、誰が勝ったの？」
ｽﾃｨﾝｸﾞ「…そういや決着つけてねぇな」
ﾚｸﾀｰ「またさっきの睨み合いから始めるんですか！？」
ﾌｨﾘｱ「ハァ…A、2人を止めなさい」
貴「どうやって！？」
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夕愛(プロフ) - 光鶴さん» 全然大丈夫ですよ!!じゃあ、描けたらまた声かけますね(゜▽゜〃 (2015年2月11日 17時) (
レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 夕愛さん» 返信がとんでもなく遅れてスイマセン；もちろんOKですよ！！ (2015年2月11日 15時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
夕愛(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます!えっと、この作品の夢主ちゃんを私のイラスト集で描いて載せてもいいですか?描いてみたいので…!あ、無理でも全然大丈夫です! (2014年12月15日 19時) (レス) id: 5f8b2428f5 (このIDを非表示/違反報告)
光鶴(プロフ) - 哀音さん» 続編を考えているので、しばらく待っててください！<m(__)m> (2014年9月19日 17時) (レス) id: 7027c2230a (このIDを非表示/違反報告)
哀音 - 更新頑張って下さい♪続きがきになりますっ！！ (2014年9月19日 7時) (レス) id: 68ee5197a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光鶴 | 作成日時：2014年8月10日 21時
