【FAIRYTAIL】メカクシトリップPart3☆仲間を見つけて☆【カゲプロ】

★９２★写真撮影 ページ5

ﾌｨﾘｱ「そうだわ、普段とは違った服装をしているんだもの、ちょっとケータイを貸して！」

貴「ケータイ？」


　何をするのやらと思いつつ、フィリアにケータイを渡す。
　普段の私が操作している様子をよく見ていたからか、ケータイを使いこなしている。フロッシュが横から不思議そうに画面を眺めると、あることに気付いた。



ﾌﾛｯｼｭ「あれー？皆が写ってる？」


　写ってる？…まさか。




ﾌｨﾘｱ「折角なんだから撮影しちゃいましょう、ほらそこに立って！」

貴「突然の撮影なんて聞いてないんだけど！？」

ﾛｰﾘｨ「そっか、エネに写真を送ってほしいって言われてたもんね」


　いつの間にそんな約束をしていたんだ…？写真を撮ってほしいなら直接言ってくれればよかったのに。というか皆がいるところで写真撮影って少し緊張するんだけど！



ﾌｨﾘｱ「そうだわ、Aだけじゃなくてスティング君とローグ君も入りなさい！」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「え、俺も？」

ﾛｰｸﾞ「は…？」

ﾙｰﾌｧｽ「ふふ、良い写真を期待してるよ」



　ルーファスさんが何故か乗り気なのだが！？
　突然の指名に2人も驚くが、レクターとフロッシュがそれぞれ誘導する。



ﾌｨﾘｱ「エネから言われてるのよね、近況報告をよろしくって」

貴「メールでも近況報告できるのに…」

ﾌｨﾘｱ「写真の方が分かりやすいし、絶対面白いわよ」


　面白いってどういうことよ。
　…そんな感じで写真を撮ることになったんだけど、まずは3人揃っての写真。



ﾙｰﾌｧｽ「2人共、もう少し寄らないと枠に収まらないよ」

ﾌｨﾘｱ「遠慮せずにくっつきなさい！」

ﾛｰｸﾞ「…この状況を楽しんでるだろ」

ｽﾃｨﾝｸﾞ「くっつけと言われてもだな…！」




　色々と言われながらも何とか1枚写真に収められた。
　だけど終わる様子が見えなく…あれ、いつになったら普段の服に戻れるんだ？そもそも普段の服で写真を撮った方がいつも通りらしくて良いのでは？

　そう考えている間にも何枚か撮っているらしく、フロッシュやレクターも参加していた。

　…楽しければもう何でもいいか！！！




貴「いっぱい撮ってるね…あ、これが1枚目の写真」



　スティング君とローグ君が何だかぎこちないような表情をしている。写真に慣れていないのか突然だったからなのか…だけど見ていると笑みがこぼれてくる。




ﾌｨﾘｱ「写真はもうエネに送ってるわよ！」

貴「い、いつのまに…」

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