2 ※注意 ページ4
昨夜、私はいつも通りｴﾝｺｰなるものをして、稼いだお金でご飯を食べようとコンビニへ向かった。
そのとき少し人通りの少ない道を通った。
すると、ｺﾂｺﾂっと私と同じリズムで一定の距離感を保ちながらついてきている人の気配がした。
私がリズムを遅くすると相手も遅くなり、速くすると速くなる。
完全につけられていた。
もうすぐでコンビニにつくというときに、さっきからついてきているであろう相手に手を引かれ、路地裏に連れ込まれた。
その相手は小太りの中年ｵﾔｼﾞだッた。
最初の方は物凄く抵抗した。
いくら運動神経が良くても自分よりデカイ男性の力には適うはずもなかッた。
このときには異能を持っていたが、パニック状態だッたため発動することを忘れていた。
無理矢理キスをされ、舌を入れられ、挙句の果てには物事を全て終わらせられていた。
今まで幾人もの相手をしてきたが同意の上の関係だッた。だが、今回は無理矢理だ。
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空腹のせいもあり、意識が朦朧としていたときに、あの見知らぬ男性が私を拾った。
今度はこの男に抱かれるのだろうか…。そんなことを思ッた。そこで私の意識は完全に途切れた。
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お風呂から出て、Tシャツを着た。なんとなくズボンは履かずに。
相手の身長に合わずそのTシャツはぶかぶかした印象だ。
『お風呂有難う。気持ち良かったわ。』
相手の顔を見てきちんとお礼を云う。
すると相手は「ッ！？…………？…………その痣……どうしたんだ？」と気まずそうに直球で聞いてきた。
Tシャツだけなことにも反応してきた。
事情を説明すると少し同情された。同情は求めていなかッたというのに……。
『あと、助けてくれて有難う。それとね、私は家がないのよ。だから貴方が良ければ此処に居候させていただけないかしら？』
そう問えば、
「はぁ！？家がねェだッ！？…………見ず知らずの奴なんかを居候させられるかよ」
と。
『私はA。齢19の娘。これで見ず知らずではないでしょう？』
「……………俺は中原中也だ。齢22。居候は………保留だ。」
その名前は私の頭に引ッかかッた。
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吐血→貧血(プロフ) - わさびさん» コメントありがとうございます！ただでさえお勉強が出来ないので………。更新もゆっくりと頑張ります！ (2016年7月29日 19時) (
レス) id: 00cf988f9d (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - こんばんは。更新は大変だと思いますが、ゆっくりと。吐血→貧血様のお手隙にしていただければ嬉しいです。 (2016年7月29日 19時) (レス) id: 6ff9dc1504 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吐血→貧血 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年7月29日 11時
