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第四訓 ページ5

[夢主様side]

…深刻なマヨ不足だ…。
私は自室で1人溜め息を吐く。







現在仕事中。さっき小腹が空いたので冷蔵庫を
見てみると、マヨネーズが。無かった。







おかしいやろ。昨日はあったよ、10本くらいしか
無かったけど。







仕方ないからマヨを我慢してお茶漬けを食べて、
書類の山を片付けているところです。






始末書と報告書…取調べの記録…
ぶつぶつ呟きながら仕事をこなしていると、
部屋の扉をノックする音が聞こえる。






「どーぞ。」






間の抜けた声で返事をすると、ガチャ、と扉を
開けたのは山崎くんだった。






「…どーしたザキ。私に構ってもらいたくなったか。」






書類に向かったまま答えると、案の定ツッコミが入る。






「いやザキって。ザキって何ですか!Aさん
ちょっと前まで山崎くんって呼んでましたよね!?後構って欲しいわけでも無いです!ドSですか
コノヤロー!」







最後キャラ崩壊しとるやん。







「あー、ごめんごめん。因みにザキって呼んだのは気分だから、気にしないでね。」







「気分って…てか、なんか元気無いですね。
どうしたんです?」






呆れ顔で言うザキ。
元気が無い理由なんて決まっておろう。






「マヨが無えんだよォォォォ!!」






「うるさっ!!!」






思わず叫んだので普通に耳塞がれました。
ザキの声も大概だけどな←






「ってか、マヨなら昨日10本くらい冷蔵庫に
あった筈ですよ。それが無いって…」







其の刹那。
マヨが無い…マヨマヨマヨマヨってなりかけてた私と、苦笑していたザキは同時に声をあげる。








「「あ」」








私とザキは顔を見合わせ、言った。







「「土方さんか!?」」







その後超急いで仕事を終わらせ、土方さんの部屋に向かった。
私の分のマヨまで取りやがって…許さん。








「土方さん!」







私は声を張り上げて扉を開けた。







部屋の中にはボーッと仕事をしている土方さんが
居た。






「…あ、どうした長門。仕事終わったか?」







「終わりましたよ!てか土方さん私のマヨ取りましたよね!?許しませんよ!?」







「…は?」






土方さんが怪訝そうな顔で私を見る。
まるで俺はやっていないとでも言いそうな顔だ。






「俺はやってねェよ…」





ほら言った。
でも嘘ついてる顔じゃない。
とすると…






誰がやった…?

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蒼桜 - 逢威さん» はーい!ありがと!! (2018年9月27日 16時) (レス) id: 6b4203fd69 (このIDを非表示/違反報告)
逢威(プロフ) - 更新頑張れ!応援してます!! (2018年9月27日 15時) (レス) id: 2282f153bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼桜 | 作成日時:2018年9月26日 19時

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