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「彩葉、とれたよ!はい、くまさんだ!」


「わぁ〜!にぃに、ありあと!!」


「あぁ…っ、可愛い…っ!どういたしまして…!」



なんと、誰が彩葉のためにぬいぐるみをとるのかで揉めていた三人を横目に、一彩が試しにぬいぐるみを狙ってみたところ、一発でとれてしまったのだった。それを彩葉に渡すと彩葉はぬいぐるみをぎゅっと抱きしめ、お礼を言いながらも可愛らしい笑顔を見せる。そしてそんな可愛らしい彩葉を一彩はぬいぐるみごとぎゅーっと抱きしめたのだった。




「そ、そんな…」


「ヒロくん…?な、何でとっちゃうの!?しかも一発で!!」


「あ、あぁぁあ!私がとってあげたかったのに…っ!」



そしてその様子を見ていた巽たちは、自分がとってあげたかったしその笑顔も自分に向けてほしかった…と悲痛な声をあげるのだった。




「彩葉!他に、他に欲しいものはない!?」



「そうですねぇ…!くまのぬいぐるみは一彩さんにとられてしまいましたが、何か一つぐらいは私がとってあげたいですぅ!」


「それは俺も同感ですな。彩葉、他に欲しい物はありますか?」



しかし彩葉のために何か景品をとってあげたいという気持ちが抑えられない三人は、その後無事に彩葉の欲しい物をとってあげることができ、彩葉からにっこり笑顔でお礼を言われた為、幸せそうに崩れ落ちたのだった。










「温泉街というものも楽しかったね!彩葉もとても喜んでいたよ!」


「そうだね!彩葉も楽しかったみたいでよかったよぉ!はぁ…っ、寝顔もラブ〜い♪」


「本当に愛らしいですねぇ…っ!いつまでも見ていたいです♪」


「ふふっ。安心しきったように眠る姿はとっても癒されますな♪」



射的の後はお土産屋さんを覗いたり、作りたての温泉饅頭を食べたりとのんびり観光を楽しんだ面々。しかし彩葉が眠くなってしまった為、再び旅館の客室へと戻り、現在彩葉はお昼寝中。その寝顔を男四人で囲み、デレデレと頬を緩めながら眺めている様子は少々怪しいのだが、誰一人として彩葉から離れる気はないようだ。








そして2時間後。


「はっ!彩葉の愛らしい寝顔を見ていたら私まで眠ってしまっていました…。他の皆さんは…、おや。皆さんも気持ちよさそうに眠っていますねぇ」


パチリと目を開けたマヨイはまさか自分もお昼寝をしてしまうとは…と思いながらも他の三人に目を向けた。すると他の三人も彩葉と共にぐっすりと眠っており、マヨイは小さく微笑んだのだった。

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迷子(プロフ) - いちごさん» 反応集まで見ていただけてとっても嬉しいです!ゆったり更新ではありますが、今後も是非お楽しみください♪ (2022年5月25日 17時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 初めまして!この作品とても面白くて見てます!反応集もとても面白かったです! (2022年5月25日 16時) (レス) @page43 id: 176077d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 綺音さん» そんなことを言っていただけてとっても嬉しいです…!ありがとうございます!! (2022年5月7日 8時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 夢主ちゃんにメロメロのfineのメンバーもかわいい…!この小説が私の生きがいだわ... (2022年5月7日 4時) (レス) @page41 id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 美紀さん» 本編だけでなく反応集の方にもコメントをいただいたようでありがとうございます!お互い体調に気をつけましょうね! (2022年3月4日 20時) (レス) id: 7c49e41a7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:迷子 | 作成日時:2022年2月15日 23時

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