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そして夏目にも見送られ、待ち合わせ場所へと到着した一彩と彩葉。
「おはよう！藍良にマヨイ先輩！巽先輩の姿がないようだけど…？」
「あいらおにーたん、まよいおにーたん、おはよーごじゃます！」
「おはようございます、一彩さんに彩葉♪…はぁ…っ、朝から彩葉が愛らしすぎて幸せですぅぅう…っ！…巽さんの姿はまだ私も見ていませんが…」
「おはよぉ！ヒロくん、彩葉！ほんっと彩葉が朝から可愛すぎて幸せ♪でもおれもまだタッツン先輩のこと見てないんだよね…。でもタッツン先輩は寝坊とかしないだろうしなぁ」
玄関で待っていたのは藍良とマヨイの二人のみ。巽はどうしたのだろうかと首を傾げる三人だったが、巽に限って寝坊などはしないだろうともう少し待ってみることに。
「ねぇ、そういえばさ。旅行が楽しみすぎて大事なことを聞き忘れてたんだけど、どこに旅行に行くの？」
「あのぅ…、場所もそうですが、旅館までは何で行くのでしょう？…新幹線や飛行機などですか…？」
「ふむ。場所は確かここから車で3.4時間ぐらいの所だと言っていたよ！あと天祥院先輩が運転手付きで車を出してくれると言ってくれたんだけどね。巽先輩が何故か断っていたから、移動手段は僕もよくわからないんだ」
旅行に行くとは聞いていたが場所や移動手段を聞いていなかった為、一彩に問いかける藍良とマヨイ。そして一彩からの思わぬ返答に、はっと何かに気づいた様子の藍良。
「ねぇ…っ、ちょっと待って！！それってもしかして…！！」
「皆さんおはようございます♪お待たせしてしまってすみません。皆さんと旅行に行くのが楽しみで、大きい方がいいだろうとこのミニバンを借りてきました♪」
「ほら！！やっぱりこういうことじゃん！！！さっきのヒロくんの話を聞いて絶対こうなると思った！！うわぁ…っ、もう…っ、折角の旅行なのに道中が昇天ドライブだなんて最悪だぁぁあ…」
爽やかに現れた巽の後ろには八人乗りのミニバンが。これならゆったりと寛ぎながら出掛けられることだろう。しかし巽の運転で旅館に向かうことを知った藍良は顔をサーっと青ざめさせ、地面へと崩れ落ちたのだった。
「ヒィ…っ！まさか巽さんの運転だったとは…っ！今回は彩葉もいますが、だ、だだだ大丈夫なのでしょうか…っ！？」
そして藍良と同じくサーっと顔を青ざめさせるマヨイ。今回はまだ巽の運転を味わったことのない彩葉もいるため、マヨイは酷く狼狽え、心配そうだ。
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迷子(プロフ) - いちごさん» 反応集まで見ていただけてとっても嬉しいです！ゆったり更新ではありますが、今後も是非お楽しみください♪ (2022年5月25日 17時) (
レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 初めまして！この作品とても面白くて見てます！反応集もとても面白かったです！ (2022年5月25日 16時) (レス) @page43 id: 176077d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 綺音さん» そんなことを言っていただけてとっても嬉しいです…！ありがとうございます！！ (2022年5月7日 8時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 夢主ちゃんにメロメロのfineのメンバーもかわいい…！この小説が私の生きがいだわ... (2022年5月7日 4時) (レス) @page41 id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 美紀さん» 本編だけでなく反応集の方にもコメントをいただいたようでありがとうございます！お互い体調に気をつけましょうね！ (2022年3月4日 20時) (レス) id: 7c49e41a7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：迷子 | 作成日時：2022年2月15日 23時
