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「…そうですな。彩葉に寂しい思いをさせてしまっていたことには反省をしなければなりません。しかし、俺たちも彩葉と過ごす時間が減り、寂しかったのも事実なので、今回の話を喜んで受けさせていただこうと思っているのですが、お二人はどうしますか？」
俺と一彩さんはありがたく行かせていただきますが。とマヨイや藍良に問いかける巽。
「わ、私も皆さんと旅行に行ってもいいのでしょうか…っ！？い、いえ、でも彩葉が行くのならば私も行かせていただきますぅぅ！！彩葉が寂しい思いをしていたなんて聞いたら私…っ、もう絶対に彩葉と離れたくないですぅ…っ！！」
「ちょっと！おれだって行くから！！彩葉と一緒にいられる時間が減って寂しかったのはおれも一緒だし…！何より彩葉と旅行なんて楽しみすぎるもん…っ！絶対に行くよ！！…あとマヨさんはいい加減に彩葉を返して！！」
「あ、あぁっ！藍良さん、私の彩葉をとらないでくださいぃい…っ！！」
初めは、自分なんかが皆と一緒に旅行に行ってもいいのだろうかと不安げなマヨイだったが、彩葉と離れるのは耐え難いと一緒に行くことに。何より彩葉が寂しがってたと聞いて黙っていられるはずもなく、絶対に離れたくないと彩葉を更に強く抱きしめたのだった。しかしその後、自分も行くことをすぐに決めた藍良に彩葉を奪われ、悲痛な叫びをあげるマヨイなのだった。
「ふふっ、随分と賑やかな旅行になりそうですな♪」
「そうだね！彩葉はもちろんのこと、僕たちもたくさん楽しめるといいね！」
こうして明日から2泊3日の旅行が決定し、各々部屋へと戻り、明日に備えて旅行準備を整えるのだった。
「りんちゃ〜ん！」
「彩葉ちゃ〜ん♪はぁ、今日も俺っちの彩葉がまじで可愛い…！」
「兄さん！」
「おう一彩！何かあったのか〜？」
自分と彩葉の旅行の準備をテキパキと整えた後、一彩は彩葉を連れて燐音の元に来ていた。そして頬を緩めて彩葉を抱き上げながらも、どうしたのかと一彩に問いかける燐音。
「実は、明日から彩葉と旅行に行くことになってね！兄さんには直接知らせておこうと思って！」
「はぁ！？彩葉と旅行！？なんだそれ、めちゃくちゃずるい！！つーか、なんで急にそんなことになったんだ？」
「実は天祥院先輩の計らいでね！」
そして何故急に旅行なんてと不思議そうな燐音に一彩は事のあらましを説明したのだった。
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迷子(プロフ) - いちごさん» 反応集まで見ていただけてとっても嬉しいです！ゆったり更新ではありますが、今後も是非お楽しみください♪ (2022年5月25日 17時) (
レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 初めまして！この作品とても面白くて見てます！反応集もとても面白かったです！ (2022年5月25日 16時) (レス) @page43 id: 176077d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 綺音さん» そんなことを言っていただけてとっても嬉しいです…！ありがとうございます！！ (2022年5月7日 8時) (レス) id: d396ecb2f9 (このIDを非表示/違反報告)
綺音 - 夢主ちゃんにメロメロのfineのメンバーもかわいい…！この小説が私の生きがいだわ... (2022年5月7日 4時) (レス) @page41 id: 2f872b552c (このIDを非表示/違反報告)
迷子(プロフ) - 美紀さん» 本編だけでなく反応集の方にもコメントをいただいたようでありがとうございます！お互い体調に気をつけましょうね！ (2022年3月4日 20時) (レス) id: 7c49e41a7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：迷子 | 作成日時：2022年2月15日 23時
