応接室の人物 ページ16
トントントン・・・
山「・・・・・？」
身構えながらも扉をノックしたが、
中から返事は無かった。
居ないのか・・・？
俺は疑問に思いながらも同じように扉を叩く。
しかし、二度目のノックも中から返事は無かった。
俺は恐る恐る応接室の扉を開く・・・。
ガラガラガラ・・・
山「っ！？A！！」
「・・・・。」
応接室の中に居たのは、校内最強で恐れられる
雲雀恭弥・・・では無く。
ここ最近姿を現さなかった
Aの姿があった・・・。
山「A・・・こんな所で何してんだ？」
「・・・。」
俺は部屋に入り、Aの座る席に近づくと
Aに話しかけた。
なんで、Aが応接室に居るのだろうか・・・。
「・・・。」
俺が話しかけるが、Aは黙ったまま、
俺を見上げている。
ふと、視線をAの座る机に向けると
そこにはなぜか電卓と山積みの書類が
積まれている・・・。
山「最近見かけなかったから心配してたんだぜ？元気にしてるか？」
「・・・。」
俺は昼間、ツナ達と話していた内容を思い出し話す。
獄寺もツナもAの姿を最近見かけてい無いと
心配していた所だった。
まさか、こんなタイミングで、こんな場所で
出会うとは思っておらず俺は驚いていた。
「・・・。」
Aは俺の話に少し頷く。
どうやら元気ではあるようだ。
山「なぁ・・・A、やっぱり授業一緒に出ようぜ。」
「・・・。」
俺はAの座るソファーに近づき、
話しかける。
山「獄寺もツナも・・・笹川も黒川も心配してる。」
「・・・。」
Aの頭を優しく撫でながら俺は話しかける。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫のこたつ(プロフ) - 優しいお言葉ありがとうございます！皆様にはご迷惑お掛けしまして、申し訳ないです… (2019年12月25日 6時) (
レス) id: e086e98a44 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - ゆっくり安静にしてくださいな。お気を付けて (2019年12月24日 21時) (レス) id: 34699431ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫のこたつ | 作成日時：2019年11月28日 10時
