薄桜鬼SSL～君を振り向かせるための3つの愛情表現～ (ページ43)

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引き続きユリカside

木村「なによ皆してっ！！」

木村は私の手を振り払うと、目に涙を溜めながら私に向かって叫んだ

なによなによなによ！！

座り込んでいた自身の体を勢いよく立たせる

ユリカ「…あんたが…あんたが泣いてどうすんだよ!!!
1番泣きたいのはAなんだぞっ!!」

そう、1番泣きたいのはAだ

泣きたいのに…我慢してるんだ

木村「うるさい!!証拠もないのに酷いっ！」

木村がAに怪我負わせたって事はいくらでも考えられる

私は一着の制服を出した

ユリカ「これ、なに？」

木村「っ！！」

「…なにあれ。」
「あれ、応援団の時に見たよ」

落書きの入った制服。
Aのだ。

ユリカ「あんた、Aの事いじめてたよね。ネチネチしたやり方で」

木村「えっ、違っ…」

中村「そういやぁA、木村に呼び出されてるってよく屋上行ってたなぁ！」

岩倉「見たんだから私！木村さんが突き落としてる所っ！」

中村「…証拠ってなんや。

……自首しろつってんのや！木村！！」

中村が関西弁になるときはものすごく怒っているとき。

この私でも1～2回しか見た事がない。

木村「やっ…へ、平助く…」

木村は逃げ場を失った

平助「お前の味方、すると思うか？」

自分の席に荒っぽく座ってた藤堂。

そのまま発言すると

木村を睨みつけた

＿＿＿＿なにあの目

＿＿＿＿＿藤堂じゃない

私だけじゃない。木村も中村も
皆、思ったんではないだろうか

冷たくて鋭くて、光が無くて

…怖い。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今日、「劇場版薄桜鬼京都乱舞第一章」見て来ましたっ

最初から泣いてた
最初から最後まで泣いてた
泣いてないとき無かった。

最後のシーンは声を殺して泣いてました

映画館に響き渡るのは、
王子達の名言と「ズピッ」「ぅぇぇっ…(小声)」
っていう僕の泣き声( ° ∀°)

なんか他の皆さん泣いてなくてちょっとビビった

ポップコーンの手が震えててちょっと…←