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Aside
『や…やっと追いついた…！』
肩で息をしながらよたよたと走り、驚いているかほちゃん達に追いつく
今の季節は春。だんだん暖かくなってきている今日この頃。
いつもは心地いい暖かさが今では只の汗を増大させる憎たらしい物としか思えない
96「な？！ど、どしたん？！
……！か、かほに近づくな！」
金髪で赤メッシュが入ったふゆと同じくらいの小柄な子が、かほちゃんを守るように立ちふさがる
その声で気づいたようにぼーっとしていた残りの二人は私たちに威圧感を与えようと目の前に立つ
この方は確か2年生の響 棗、桃音 彩名、黒沢 風雅さんだっけ？かほちゃんの味方をした人達だ
その時、唐突に隣のふゆが体を震わせた。歯の根が合わないのかカチカチ歯がなっている
『…ふゆ？』
思わず心配になって肩に手を置き、顔を覗き込むがふゆはそれに気付いてないよう。
3人に威嚇している空も気づいたようだ。
少し遅れてかほ達も気付き、全員でふゆを見る
いつもの人見知りのふゆなら顔を赤くして私たちの後ろに隠れるのに今回はそうせず、ただ見開いた大きな目で黒沢先輩を見ている
ふゆ「ごめ…ん……さ…」
体を震わせ、ふゆは小さな声でひたすら黒沢先輩に謝る。
ふゆ「生まれてきて…ごめんなさい………」
そう呟いてふゆは私の手を振りほどき、駆けて行った
『待って！』
ふゆ「来ないで！」
追いかけようとしたがふゆに言われ足は動かなくなる
あんなに強くふゆに批判されたのは初めてで。
かほちゃん達はびっくりしたようにふゆが駆けて行った方向を見つめている
ふゆは…あとで話を聞こう。同じ寮なんだから。
今はこの人達の誤解を解いてふゆが安心して帰れる場所を作らないと
抜け殻のようになった空は使い物にならなさそうだから私が話す
『あの、私たちはかほちゃんの味方です。』
いきなりそう言うと3人は驚いたようにこっちを見る
ある「そ、そんなこと言ってまたすぐに裏切るんでしょ？！それか彼方達に言われたの？」
ピンクの髪をした綺麗な人が激しく問い詰める
空「私達は裏切ったりなんかしない。それに一ノ瀬先輩に言われたからでもない！
私達は…Aは嘘が嫌いなの。だからかほ達を追いかけてきたの。」
空が茶色の長い三つ編みを振り回しながらそう言う。
かほ「…どうしてれいらが嘘ついてるってわかったの？」
今まで黙っていたかほが口を開ける
『それは…』
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松野かほ(プロフ) - 暇人。さん» かほ、ふゆ編ですから今…wこれが終わった後夢ちゃん、空編に入りますねっ！ﾄﾞﾔｧ← (2019年1月17日 20時) (
レス) id: 45fd1e6358 (このIDを非表示/違反報告)
暇人。 - アンチってわけじゃないんですけど…かほちゃんがこのお話の中心なんですかね、夢主ちゃんがそこまででて居ないような… (2019年1月17日 17時) (レス) id: feb7c5f816 (このIDを非表示/違反報告)
松野かほ(プロフ) - 麗さん» 本当にありがとうコメント…そんなとこも好きです(え？) (2018年12月31日 21時) (レス) id: 45fd1e6358 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 今までコメントしてなかったけど気持ちを押さえきれなくなった…好きです(唐突) (2018年12月31日 21時) (レス) id: e247ad04ea (このIDを非表示/違反報告)
松野かほ(プロフ) - マキ*[zm.syp.tn.推し][そらなー.坂田家]さん» お、おぉ………ありがとう（？）コメントもありがとうm(_ _)m (2018年12月31日 17時) (レス) id: 45fd1e6358 (このIDを非表示/違反報告)
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