【おそ松さん】 カラ松さんとカラ松ガール 【カラ松】

７ガール ページ7

「あのさ、Aちゃんの好きな人ってどんな感じの人なの？
そんなにベタ惚れしてるってことはトト子も好きになりそうな感じの人？」
「……トト子のタイプではなさそう、かな？
ていうか流石トト子、よくそんな聞き方できるね。」


トト子は好きにならなさそうだけど松野さんは格好いい。これは事実。
あのサングラスの奥の瞳をもう一度見たい。
あのくるくる変わる表情をもう一度見たい。


「あぁ…ほんっと松野さん素敵……」

思わずトト子の方に倒れこむ。
おっと、と言って私を支えるトト子。小さな言葉までいちいち可愛い



「……Aちゃんの好きな人って松野って言うの？」
「そうだよ！松野さん！Ilove松野！！」

彼女はうーん、と頭を抱え始めた

「どうしたのトト子」
「ん？いや、トト子の幼馴染の六つ子も松野って名前だなーって。
まあ多分そこまでべた惚れするような人なら別人だと思うなあ」
「トト子酷っ」


六つ子かぁ、凄いな六つ子って。
同じ歳の兄弟が６人でしょ？自分の立場で考えようとしても想像しにくいわ


「私の好きな人はね、松野カラ松さんっていうの！
出会ったときは革ジャンにサングラスしててね、でもサングラス取ったらもっと素敵で！なんかもう格好いいし可愛いしもう素敵ー！みたいな……あれ、トト子？」

私が松野さんの素晴らしさについて語るとトト子はさっきよりも頭を抱えて聞いたこともないくらい深いため息を吐いていた。


「……と、トト子さぁーん…」
「トト子は知っちゃいけないことを知っちゃったわ…
これはAちゃんに伝えるべきなのかしら…誰か教えて…」
「トト子ー？聞いてるー？」


なんかトト子おかしい。
なんか私変なこと言ったっけ？

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